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Tag : メイショウサムソン
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サムソン3冠へインパクト流調整:nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060602-40150.html

フサイチジャンク 秋は菊目標:デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/horse/2006/06/01/0000042385.shtml

アドマイヤメインは放牧へ:デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/horse/2006/05/31/0000041702.shtml

マルカシェンク骨折、軽度手術せず秋は天皇賞か:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060531-OHT1T00230.htm


■菊花賞の位置づけ
 メイショウサムソンの2冠で幕を閉じた春のクラシック。各陣営、秋に向けてそれぞれの秋の過ごし方が発表されている。

 ジェニュイン辺りから3歳馬の一線級が菊花賞ではなく天皇賞に向かうというローテーションが徐々に増え始め、21世紀に入ってからシンボリクリスエスキングカメハメハなどが天皇賞に向かうプランを発表した時には、このまま菊花賞が本家セントレジャーのように廃れていってしまうのかと危惧されたりもあったが、今年のメンバーも多くは菊花賞に向かっていくようで。昨年のディープインパクトフィーバーを見ても日本人はクラシック3冠というのがお好きなようで、それなりに権威を保ったまま菊花賞も生き残っていけそうではある。

 しかし、毎年のように菊花賞に出られるだけの賞金を持っていながら天皇賞に向かう馬が何頭かは現れている。これは路線の多様化というだけではなく、単純に単独タイトルとしての菊花賞の価値が昔よりは下がってしまっているということでもあるのだろう。ザッツザプレンティ・デルタブルースになってもというところか。なんというか、菊花賞とベルモントSの位置が非常に似てきているんじゃないかなんてことも思ったり。


■菊花賞に向かう
 しかし想像していたよりも多く菊花賞に向かう馬がいるなぁという印象。ダービー前からマイラーだの中距離までだのと言われる馬が多かった気がするのだが。それにもしかしたら今年の秋の天皇賞はハーツクライ・ディープインパクトが出走しない空き巣G1となるかも知れず、3歳馬にもチャンスありとなりそうにもかかわらずなので、少し驚いた。これは去年も同じようなことを感じたわけで、ディープインパクトなんてのがいたにもかかわらず菊花賞に向かったから、ちょっと違和感があった。考えてみればネオユニヴァースの年も案外菊花賞路線へ向かう馬が多かったというか、ゼンノロブロイなんかは個人的には天皇賞に向かうと思っていたのに菊花賞へ出走したのだった。

 これらは日本人にとっては3冠が特別なもので、3冠馬が誕生するかもしれない菊花賞ならば、指をくわえて見ているなんてことはしないということなのだろうか。逆説的に言えば、菊花賞が純粋なステイヤー同士のレースとなるためには、2冠馬がいてはならないなんてことになったりして。中距離に適性がある馬が天皇賞を選択するためには2冠馬がいてはならないなんてことになったりして。


■ダービー・故障
 毎度お馴染みとなりつつある、ダービー後の故障報告会が続く。レース中のヴィクトリーランの競走中止に続き、マルカシェンクもレース中に骨折していたことが判明。ギリギリに馬を作って、ギリギリのレースが行われる、ダービーとは若駒には厳しいレースなのだろう。もちろん馬場の云々は無視できないのだろうが。今後も故障馬が増えることのないことを祈るのみ。


■松国ローテ批判批判
 ふと思い出したのがキングカメハメハの時の松国バッシング。かつて 予定が狂ったというか茫然自失というか:GIGEKI -smile smile- のように、NHKマイルC→ダービーという松国ローテ批判に対しての批判のエントリを書いたりもしたのだが。

 あの頃松国ローテを批判していた人たちは、今年のロジックのローテを批判したのだろうか。ダービーで11戦と酷使されて未だに放牧されたことのないメイショウサムソンの使い方に批判とかしているのだろうか。骨折明けから何とかダービーに間に合わせたマルカシェンク陣営を批判しているのだろうか。コスモバルクがシンガポール航空国際Cを勝利した時にもその使い方を批判していたのだろうか。

 アレは考えるほどにアホらしいバッシング大会だったなぁ、と。

 キングカメハメハが故障してしまったのは事実だが、松国ローテでの実績により組まれたシンジケートは史上最高額の21億円、昨年のキングカメハメハの種付け数は史上最多の245頭を数えた。

 競馬場で行われるレースがあくまでも繁殖馬の選定のために行われているのであれば、松国ローテは正しかったと言うほかない。つーか、他の使い方をしてこれ以上の評価を得ることができたかってーと、微妙なんじゃないかと。

 サラブレッドが怪我するのが見たくないなら、競馬を見るのをやめろって話だ。平気な顔して見ていろとは言わないが、怪我するのは仕方ない話だ。競馬って物はそもそもそういうものの上に成り立っている物なの。ファンとして残念に思ったり、悲しんだりって感情はそりゃあるだろうけども、怪我した馬の陣営に責任を擦り付けるのはやめとけってこと。
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2冠馬メイショウサムソン元気に凱旋…宝塚記念は回避:SANSPO.COM>競馬
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200605/ke2006053006.html


 メイショウサムソン陣営はどうやら宝塚記念には興味を示してない模様。瀬戸口調教師ならばと思っていたのだが、どうやらネオユニヴァースの時には社台の強い意向ってやつだったのだろう。それともわざわざ宝塚記念出走に関しての記事が出ているくらいだから、瀬戸口さんはディープインパクトがいなければ出走しようという意思はあったのだろうか。

 ディープインパクトみたいなのがいるってのに進んで出走する方がおかしいと考えるのが普通なのかもしれない。しかし、相手が3冠馬ならこちらも2冠馬。未対戦の相手。

2冠馬メイショウサムソン元気に凱旋…宝塚記念は回避:SANSPO.COM>競馬
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200605/ke2006053006.html

なお同厩舎の3年前の2冠馬ネオユニヴァースは同年の宝塚記念に出陣(4着)しているが、サムソンは「強い馬(ディープインパクト)がいるし、そういう話はない」と、瀬戸口師が否定した。

 陣営からのこの発言はちょっと残念。そりゃ個人的にもディープインパクトの方が強いだろと思ってはいるのだが、一番味方すべき人間がそういうことを言っちゃいけないんじゃないかと思うのだが。ダービー終了時点では無敗馬と5敗馬の違いはあれども同じ2冠馬。相手に敬意を表するって意味があったにせよ、もう少し自分の馬にも敬意を表してほしい。

 先日今年初戦を圧勝で飾ったハリケーンランが出走予定の’キングジョージ’にも、欧州各国の3歳最強クラスからの出走はあるだろうし。これだからいつまでたっても宝塚記念は格が上がらず、中途半端な位置付けのままなG1なんだよなぁ。

 あ。中途半端な位置付けのG1だから出走しないのか。納得。


■反省
 さっき昨日のエントリを読み直してみて自分でも驚いたのだが。アレ、まったく日本語になっていない恥ずかしい代物だね。ここ1,2年では書いたことのないような酷い文章。あんなものを読ませてしまったのかと思うと反省しきりです。精神的に少々疲れているということにしといて勘弁してください。
■第73回東京優駿
 昨年とは打って変わって混戦模様のダービー。単勝オッズを見ても頭ひとつ抜け出すようなカリスマ性を持った馬はいないようで、ディープインパクトきっかけで競馬を見始めた人にはなんともつまらないダービーになってしまったのではないかと。午前中の雨もあり、入場者数も伸び悩んでいた。売り上げに関しては目黒記念の存在を無視できるのかどうかがわからない(検証してない)ので、ここではとりあえず入場者数が減った分だけ減ったんだろうとしておく。

 そもそも上半期はクラシックの話題で一色、下半期が古馬戦線に注目が集まるというのが例年の傾向だが、今年はドバイに始まって’キングジョージ’やら凱旋門賞やらとディープインパクト・ハーツクライを中心に古馬の海外遠征で話題が盛り上がっていた。そこに時代錯誤な泥臭いヒーロー・地方競馬の星ことコスモバルクが、時代の最先端を行くレース選択で競馬史に残る偉業を達成したり、海外遠征の怖さを改めて感じさせたりと、古馬陣が史上稀に見るほど層が薄いくせに話題独占してしまう。

 加えてクラシック戦線では牡馬の主役となる予定だった派手な血統のフサイチ・アドマイヤ冠を抑えて皐月賞を制覇したのが地味な血統のメイショウ冠。その背景には馬はデビュー10戦目、騎手はデビュー22年目での悲願という21世紀とは思えない古臭い浪花節。そりゃディープインパクトに熱狂するファンの心を捉えられるはずもない。

 ダービーの人気順とオッズを見ても、誰もが困惑しているのが窺い知れた。『皐月賞馬だし強いんだろうけど……』メイショウサムソンが一応の1番人気。続くのは『主役になると思っていたんだけど……』アドマイヤムーン・フサイチジャンク、『前走は良かったんだけども……』アドマイヤメインという並び。どの馬にもついてくる『……』がファンの苦悩を表す。

 ディープインパクトと競馬を記号的に置き換えられるファンではそそられるわけもないダービー。

 こんなにワクワクするダービーなんて、そうそうあるもんじゃない。


■ふと
 ↑のって、レース前に書くような内容ですね。そうですね。


■予想外の展開
ダービーラップ
12.6-11.8-13-12.8-12.3-12.7-12.9-12.5-12-11.5-11.8-12 (37.4-35.3)


 予想通り逃げに出たのはアドマイヤメイン。予想と違ったのはテンからゆっくりとした流れの中で、誰も絡むことなく押し出されるような形で先頭を奪ったこと。まさかこんな展開でレースが進行するとは思いもしなかった。そしてもっと想像できなかったのは、そのままスローな流れのままレースが進行していったこと。最終的にレースの上がりが35.3秒と上がり勝負になってしまったこと。

 以下、アドマイヤメインの近3走ラップ。

青葉賞ラップ
12.6-11.1-12-12.4-12.3-12.1-12.5-13-12-11.5-11.6-12.2 (35.7-35.3)

毎日杯ラップ
12.5-11.2-11.9-12.1-12.3-12.5-12.1-12-11.7-12.2 (35.6-35.9)

500万下ラップ
12.9-11.6-12-12-11.8-12-12.1-12.1-11.9-12.5 (36.5-36.5)


 逃げで連勝を始めた時から、テンはさほど速くもないラップを刻んでいるが、道中も緩みないペースを刻んで最後もバテることなくまとめるミホノブルボン型の逃げだった。その形のレースで結果を残した馬に簡単に先頭を譲ったことも驚きならば、先頭に立ってからスローに落として逃げることも驚きだったわけだ。

 全馬が色気を見せてしまったから起きた勝負の綾。誰もが勝ちに行っているのに、誰もが勝つための最短距離を走ることができずにいた。


■勝てる馬
直線では後方勢はスローペースと馬場に持ち味を生かせないまま、前に行って内を回った馬で決まった。そんなレースで唯一自分のレースに徹したメイショウサムソンが力強い走りで2冠を達成。常に自分のレースができる安定感が今回もレースを支配する形となった。


■質・レベル
馬場が午前中までの雨で渋り、午後からの好天で少しずつ回復。またしても内有利な馬場でのレースだった。加えてのスローペースで上位はほとんど内枠から先行した馬に占められてしまったのは事実である。外枠に入り後方から行った馬は出番がないに等しいレース。今年のダービーが純粋な意味での最強決定戦からはやや離れたものだったのは否定できない。

 もちろん、そういうレースですんなり前につけることができるセンスや、内枠を引き当てる運も含めて実力だと言ってしまえばそれまでではある。しかし、これが各馬の順列を決定付けるまでの意味を持つ結果だったと考えるのは早すぎる。

 そんなことを言っていると、世代の順列さえハッキリしないままに古馬とのレースを迎えることになってしまいそうだが。逆に各馬が得意とする展開、特性などは随分と分かってきた。その中で一番欠点が少なそうなのがメイショウサムソンであり、一番ついてないのがドリームパスポートであるというのは確定だろうが。


■サンデーサイレンス最後のダービー
 繰り返し言われていることだが、今年はサンデーサイレンス最後の世代。結果は2着?12着までサンデーサイレンスの血を持つ馬によって占められた。さすがという思いと、1着を逃したことで時代の終わりをも同時に感じさせる結果。幕切れとしてはいまひとつインパクトに欠ける気はするが、直仔がいなくなる来年以降も存在感が薄くなることはなさそうだと思わせる辺りがこの種牡馬の凄さなのだろう。


 ↓以下1頭ずつ
第73回東京優駿・サクラメガワンダー
第73回東京優駿・フサイチジャンク
第73回東京優駿・アドマイヤムーン
第73回東京優駿・ドリームパスポート

メイショウサムソン 牡3
 10戦5勝 2着3回 3着1回
 1着:皐月賞G1・スプリングSG2・中京2歳SOP・野路菊SOP
 2着:きさらぎ賞G3・東京スポーツ杯2歳SG3
 3着:特になし


 皐月賞馬。スタートしてすっと先行できるスピード、緩みないラップを追走するスタミナ、しぶとく最後まで伸びる勝負根性。非常に合理的なレースで隙のない強さを誇る。能力的にも世代トップクラスなのは間違いないが、レース振りが安定感を生んでいるのだろう。

 2歳時から目の上のたんこぶ的存在であったフサイチリシャール・ドリームパスポートの2頭にはスプリングSで初めて先着してそのまま連勝で皐月賞制覇と着実な成長を見せているのだが、ここまでキャリアは10戦と最近の皐月賞馬の中では飛び抜けて多く、ダービーまでの上積みがどれだけあるのかは期待できない。

 コースが府中に変わることはマイナス材料でもないだろうが、府中に変わることがプラス材料となる馬が他の実力上位馬に多いので、その分の差は詰まってしまうだろう。また、皐月賞ではこれ以上ないレースをした感じもする。同等はできてもあれ以上のパフォーマンスを見せられるかと言うと厳しいかと。

 つまり実力上位で今回も自分の力は出してくるだろうが皐月賞以上のものは望みにくく、他の上位馬からは差を詰められそうなファクターがいくつかあるので、メイショウサムソンへの評価としては、押さえるべき存在だがあくまでも押さえまでというものとなる。3連複の組み合わせの中に入れとこうという存在。

 個人的には、同父のテイエムオペラオーがダービーで負けたような形での敗戦となるのではないかとにらんでいる。先行して早めに抜け出したところを外から交わされて3着前後。そんな形。

 また、父オペラハウスのイメージからか距離延長もプラス材料と捉えてしまいそうだが、この馬は明らかにスピードタイプであり皐月賞くらいの距離に高い適性を見せるタイプだろう。そういう意味でも厳しいレースになればなるほどダービーでは見劣ってしまう。馬場は滑るような馬場だけはよくないというのも頭に入れておきたい。
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