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2006年06月の記事一覧
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カネヒキリについて半分くらい本気出して考えてみた 
2006.06.30.Fri / 22:31 
■ドバイワールドカップ

ドバイワールドカップ競走の着順変更について
http://www.jra.go.jp/info/0606/20060629-dubai.html

 3月25日(日本時間3月26日未明)に施行されましたドバイ・ワールド・カップ競走において、第2着となったブラスハット号の薬物違反による失格の裁定が、正式に主催者のエミレーツレーシング協会から発表されました。
 したがいまして、カネヒキリ号及びスターキングマン号の同競走における競走成績につきましては、着順が繰り上がり、それぞれ第4着・第7着に変更されます。


 正式にカネヒキリが4着ということに。ま、これが3着にというのならば入着として主な戦績に語ることもできるのだが、4着というのではさほど影響はない話。

カネヒキリ繰り上がった!ドバイWC4着
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060629-52798.html

これによりカネヒキリは5着から4着に繰り上がり、4着賞金の30万ドル(約3450万円、5着との差額は1380万円)を獲得。


 一番影響があるのはこの賞金なんだろうな、と。普通に考えてみれば1380万円は大きな金額。今年の2冠馬だって買えちゃうんだから。

 
■4着の価値
 この4着の価値を考えてみようと、出走馬のその後の成績をちょっとだけ見てみたら恐ろしい結果が。降着したブラスハット含むカネヒキリよりも上位に入線した馬は、ドバイ後は現時点で未勝利だったりしている。そして先日カネヒキリも帝王賞で2着に敗れたところ。

 これでは低レベルな年だったという烙印を押されても仕方ないような酷い状況。ちょっと残念な状況となっている。ファンとしては『あれは実力を出し切れていなかった』と言い張りたい負け方をしたレースは、レベル自体も低かったとなった日にゃあ涙も止まらない。


■タイム
 帝王賞がレコード決着、カネヒキリ自身も従来のレコードを更新していたということで、そのタイムってやつでドバイワールドカップの走りがどんなもんだったかを考察してみる。

 ドバイワールドカップではこちらにあるように先頭から約10馬身差でのゴール。それで勝ちタイムが2:01.32ということだから、カネヒキリは2:02.9前後が走破タイム。帝王賞では2:02.3が走破タイムとなっている。

 日本のダートとアメリカやドバイのダートを比較すると、日本のダートの方が深くパワーが必要とされ、タイムが出にくいというのが一般的に言われること。ドバイと日本ではタイムの計測法も違うだろうから一概には言えないけども、補正をかけるとするなら ドバイのタイム+α=日本のタイム(α≧0) となるだろう。

 そうするとドバイワールドカップで2:02.9、帝王賞で2:02.3のタイムで走ったことから、カネヒキリはドバイワールドカップで力を出し切れなかったというファンにとって好都合な結論が導かれるわけだ。

 いや、いくらダートと言ってもこの距離になればペース云々の問題も出てくるんで、これだけで語るのが乱暴だってのは分かっているけど。それでも、スパイク鉄に戸惑っただとかパドックでの発汗が激しかっただとか言われていたように、力を出し切れていなかったと考える方が自然じゃないかな、と。

 まだ馬体重が増えたりしている馬。もっともっと大人になれるはず。


■手前の話 

★カネヒキリ“遠き1馬身”…帰国初戦で力示すも無念2着
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200606/ke2006062910.html

 「いいレースはできたけどね。あと1馬身が詰まらなかった。でも海外帰りですし、この時計で走って負けたわけですから」。惜しまれるのは最後の直線で右手前だったこと。「前に大井に来た時(JDD1着)も替えなかった」と唇を噛んだが、3着には6馬身差と力は示した。


 帝王賞はアジュディミツオーが展開に恵まれたとはいえ完璧なレースで勝利した。2着のカネヒキリも負けたとはいっても素晴らしいレースをしてくれたと思っていたのだが、どうやら直線で手前を替えてくれなかったというお話。

 手前を替えていたら勝てていたとは思わないものの、もう少し差を詰めていたのは確実。そう考えるとちょっと惜しいと思うと同時に、一抹の不安も浮上。JDDの時も替えなかったというのなら、それはもしかしたら明確な弱点としてカネヒキリが抱えてしまっているのかもしれないということ。

 他のレースでの情報はないのだが、カネヒキリの戦績振り返ってみると、重賞初挑戦となったユニコーンS以降では、JDDと帝王賞を除いてすべて左回りの競馬場ばかり走っているのだ。左回りならば直線で右手前になるため、ユニコーンS以降はすべて直線を右手前で走っているということになる。

 もしかしたら、右手前で走る方が得意ということが今まで偶然顕在化しなかっただけで、実は左回りが得意で右回りはあまり得意ではない可能性があるというわけだ。

 ま、だからって中央のダートG1はどちらも左回りだし、海外遠征をしてもダートのレースを選ぶ限りはほぼ左回りのコースのみとなるので、さほど気にするような問題でもないのだが。改めて今後も地方ではアジュディミツオーに手を焼かされそうだな、と。


■札幌記念
 なんか次走は札幌記念に向かうという話が浮上しているようだが。個人的には芝挑戦は待ってましたというところで、またその選択としてもかなりいいんじゃないかと思っている。

 第一に洋芝である札幌の芝ということで、超高速馬場の中央開催を使うよりもずっと合うんじゃないかなということ。次に、レースのレベルを考えても、かつてアドマイヤドンが芝挑戦をした時のように、相手が強すぎて芝でどんなもんなのかまったく分かりませんなんてことがなさそうということ。

 そして、もともと秋初戦でどこを使うのかというのは難しいテーマだっただけに、今年から定量戦G2となった札幌記念というのはピッタリなわけだ。ダートで下手なレースに使うと斤量を背負わされるだけだし、このタイミングで芝挑戦ができるというのは理想的。どうにも通用しないようならば大人しくダートへ戻ればいいし、もし勝っちゃったりしたら、メンバーが揃わないことが決定的となっている天皇賞に向かうという選択肢も生まれる。

 そう考えると、もうこのレース以外考えられないというくらいに適当なレースなのが札幌記念。ただ、さっき書いたように左回り専用機の可能性があるので、右回りを理由に負けたとしても『芝が合わなかった』と言われそうというのが唯一の不安点。

 これ以外だと秋初戦は南部杯に使うくらいしかないような気がするもんなぁ。それで芝挑戦が天皇賞、と。


■フジキセキ通信:6月30日号
 今週最大の注目は土曜日函館10R大森浜特別に出走するフィールドベアー。粒揃いの3歳世代の中で、故障もなくコンスタントに使われている1頭で、秋に向けての主力候補として期待しているのだが、追い込み脚質のせいもあってか惜しいところで勝ちきれないレースが続いている。一度勝てばトントンと夏の間に重賞挑戦なんて夢も見れそうなので、そろそろ勝ってほしいところ。実力的には充分足りているはず。

 確勝級としてラズベリータイムが日曜の未勝利戦に登場。そろそろ突破してくれるんじゃないかと。また、降級即勝ち上がりを決めたナリタプレリュードが1000万下に戻り、函館最終恵山特別に姿を現す。ダート1700mはピタリの条件、前々走ではこのクラスでタイム差なしの2着もあるし、こちらも勝利を期待したい。

 日曜の函館SSにもちゃんと1頭ビーナスラインを送り込む。1000万下は連勝で卒業、準オープンでも1200mで2度の3着となかなかの実力を持っているのだが。正直重賞でどうかと言われればまだちょっと厳しい感じがある。一度くらい重賞の速さを味わっておくのも悪くないかもしれないので、胸を借りる気持ちで思い切ってぶつかってほしいところ。

 あとはデビュー戦を迎える2歳馬が1頭。兄に北海道スプリントC勝ち馬ハリーズコメットがいるシャルロットノアルが登場。2歳戦での勝ち上がりが増えるとこちらも嬉しいので期待。
馬名のセンス 
2006.06.30.Fri / 20:31 
■リラ
 ダイタクリーヴァの長女ことリラちゃんが、土曜日福島1R1200mで早くも2戦目を迎える。初戦はなかなかのスピードを見せて、見事掲示板入りしたのだが、果たして今回はどうなることか。できることならば着順を上げてほしいものだが。

 この辺りでなんとか勝ち負けにもという動きを見せておかないと、いったいどんな使われ方をするやらわからないので。せっかくこんなに素敵な名前をいただいたのだから、中央で輝いてほしいところ。そしてできれば桜花賞、とか。


■新規登録
 ダイタクリーヴァ産駒を勧めるの会 でも推薦したオグリピンキー04が遂に登録されたのだが……。

ガッツマン 牡馬 鹿毛 2004年4月29日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:オグリピンキー(母父:トニービン)
 厩舎:寺地隆(兵庫)
 馬主:原剛
 生産者:稲葉牧場


 ちょっと待て、ガッツマンて何よ、ガッツマンて。地方行きとなったのは残念だがまあ納得ではあるけども、こんな名前は聞いてない。聞いてないというか、なんつーか、もう、哀しい。

 ま、なんとかメチャクチャいいように解釈しようとすれば、お祖母ちゃんのお兄ちゃんの牧場名ハツラツからの連想かもしれない。つまりだ、そのお祖母ちゃんのお兄ちゃんを彷彿とさせるような牧場時代を過ごしてきて、動きも素晴らしい期待の馬なのかも知れないし。うん、目指せお祖母ちゃんのお兄ちゃん。
第29回帝王賞・最強馬による最強の戦い 
2006.06.28.Wed / 22:26 
■帝王賞
 地方、特に大井競馬場では敵なしの地方最強馬アジュディミツオーと、中央では敵なしの中央最強馬カネヒキリの1戦。最強馬2頭が出走した帝王賞は、最強馬2頭のみにが突き抜けた強さを見せ付けた素晴らしいレースとなった。

 結論から言ってしまえば今回はアジュディミツオーの完勝。スタートから先手を奪い、そのまま馬体を並べることも許さないままゴールまで押し切った。一方のカネヒキリは好スタートもあっていつもよりも前目につけてのレース運び。向こう正面で早々と2番手に浮上してからはアジュディミツオーを交わすタイミングを計るのみとなったが、3角から差を詰めたものの直線向いた段階で並びかけるまでには至らず、そのままゴールまで1馬身差を詰められずに完敗だった。

 タイムは2:01.1のレコード。今日は雨は降らずパサパサのダートだったにもかかわらずレコード決着なのだから、いかにレベルの高いレースだったかが窺い知れる。3着のサイレントディールはそこから6馬身後方、実力がなければこの時計での走破はできない。


■アジュディミツオー
 やはりこの馬にとって大井競馬場、そして2000mはピタリの条件なのだろう。自らが作り出したペースで、そのままゴールまで1馬身以内に詰め寄らせることもない勝利というのは、正直想像を超えたレースぶりだった。こんなレースを見せられてしまっては、極端な出遅れや衰えがない限りは、この条件でアジュディミツオーが負ける姿は想像できない。先日の宝塚記念のディープインパクトよりも危なげない勝利だった。

 5歳春の絶頂期。アブクマポーロ・メイセイオペラなどの中央地方交流幕開け後の地方最強馬と呼んでも差し支えないだろう。今年はこのまま無敗で駆け抜けるかもしれない。ただ、一応カネヒキリ側に不安要素があった1戦だったので、これで現役ダート最強馬宣言とはいかないだろうが。

 あとは中央でのレースでどれだけ結果が残せるかという一点だろう。陣営に海外遠征の意思があるのか分からないが、アメリカでもBCクラシック以外のレースならば勝ち目はあるんじゃないかと思わせる強さだったので、来春のドバイワールドカップへの再挑戦を含めて今後に期待したい。


■カネヒキリ
 好スタートから前目のレース。正直3角では勝ったかと思ったが、直線向いた段階でアジュディミツオーの手綱が動いていなかったのでは完敗と言うほかない。今回は何度やっても勝てなかっただろう。しかし、帰国初戦かつ相手の得意条件だったことを考えれば、実力的に負けていると決め付けるのは早すぎる。もう少しちゃんとした臨戦過程を踏んでいれば、この条件でももっと接近したレースになる予感はあった。

 ただ、フェブラリーSでの圧勝劇を見ても、この馬にとっての適正距離はマイル近辺。2000mでは今後もアジュディミツオーに手を焼かされることは容易に想像できる。ただ、マイルならばフィフティーワナーなどの新鋭も相手にしない能力を持っているのは間違いない。2000mならば現役最強クラスの1頭、マイルならば歴代でも最強クラスというのが正しい評価か。

 この敗戦で芝挑戦を諦めたり、海外遠征を諦めたりということがあったらもったいなさすぎる、とだけ。まだまだ4歳春。これからもっと強くなる。来年春のドバイでは2000m克服しての戴冠という目標も夢で終わらせてほしくない。
第29回帝王賞・カネヒキリ 
2006.06.27.Tue / 21:42 

カネヒキリ 牡馬 2002年2月26日生
 13戦[8-1-0-4](地方2戦[2-0-0-0]・海外1戦[0-0-0-1])
 1着:JCダートG1フェブラリーSG1ジャパンダートダービーG1
    ダービーGPG1・ユニコーンSG3
 2着:武蔵野SG3
 3着:なし


 勝っても勝っても人気にならない、勝っても勝っても信用されない悲運の現役ダート最強馬。そんなカネヒキリが前走初めてダートで連を外したのだが、なんと今回は前日オッズとはいえ1.1倍という圧倒的な支持を受けている模様。ちょい不思議な現象にも思えるが。

 今回は遠征帰り初戦、相手はこの条件で手がつけられないアジュディミツオー、自身の距離適性はマイル辺りっぽいこと、もろもろ考えてもちょっと手を出しにくいところ。一応今回と同じ大井2000mは昨年のJDDで圧勝をしているものの、今回はちょっと相手が違う。疑ってかかるべきかと。

 しかし実力的には現役ダート馬の中では抜けた存在で、普通に力を発揮できるならば負けることも考えづらい。ただ、今回はこの馬を推す要素が少なすぎるというだけ。ファンとしては応援したいし勝ってほしいのだが。どこまでやれることやら。

 こちらの記事にもあるように、来年のドバイ再挑戦は決定済み。ここを無事に突破できれば、ドバイに向けての調教が進められることだろう。そしてその過程で芝にも挑戦するというのならば、こんなに楽しみなことはない。正直、今なら芝でも充分やれるんじゃないかと思っているし。

 妄想を膨らませれば、芝で結果を残してドバイに向かい今年以上の成績、そしてそのまま欧州転戦なんてことになったらもうどうしちゃいましょうか。サンデーサイレンスの直孫代表馬の座は当分揺らがないだろうし、妄想とか言いながらもホントは少しありえない話じゃないなんて考えたりしてる。

 しかし、今回ばかりは馬券的に推すことはできない。こればっかりはファンでもどうしようもない話だ。
第29回帝王賞・アジュディミツオー 
2006.06.27.Tue / 21:23 

アジュディミツオー 牡馬 2001年6月2日生
 18戦[9-2-2-4](地方14戦[9-2-2-1]・海外1戦[0-0-0-1])
 1着:東京大賞典G1(2回)川崎記念G1かしわ記念G1
 2着:JBCクラシックG1・日本テレビ盃G2
 3着:日本テレビ盃G2


 ダート戦線では間違いなく現役地方最強馬(コスモバルクのせいで回りくどい感溢れまくり)。先行するスピードと最後まで押し切るスタミナを兼備した強豪で、アブクマポーロ・メイセイオペラ辺りと比較していいクラスの名馬。

 中央でのレースでは未だ馬券圏内に入ったことがないのだが、地方での強さは成績からもハッキリ分かる。特に昨年秋以降では地方で無敗。シーキングザダイヤ・タイムパラドックスなどを相手にせず4連勝中。地方最大のレース東京大賞典は3歳時から連覇、強かった頃のアドマイヤドンを相手に3歳ながら3/4馬身差まで詰め寄るなど、特に大井2000mでは無類の強さを誇る。

 最大のライバルと見られるカネヒキリとは3度対戦して3敗だが、それはすべて中央のレース。条件的にもレース内容からも力を出し切ったとは思えないものばかりで、今回の条件では実力的にも引けを取らない。

 今回は有力馬の回避馬が続き、カネヒキリ以外には、さすがに終わったタイムパラドックス、いまさら何ができるサイレントディール、前走は驚いたけどもエイシンチャンプ、典型的G2までの馬マイネルボウノット程度がせいぜいのメンバー。ハナを主張しても叩いてこれるような存在も見当たらないし、自分のレースに集中できることだろう。カネヒキリを倒す最大のチャンス到来といったところ。

 馬券の話をすれば、ここでアジュディミツオーを頭に据えることができないなら、このレースには手を出すべきではないだろう。黙って見送るべき。3連単で2着にカネヒキリ、3着に地方勢という買い方が基本。
そして続々と牡馬ばかりが登録されていく 
2006.06.27.Tue / 19:38 
■新規登録馬
 netkeiba.comkeiba.go.jp のデータ検索で、父ダイタクリーヴァで検索かけて見つかったやつのみをピックアップしているわけなのだが。もっと早く正確な情報がある場所を知っている人いたら教えてください。

コアレスレーサー 牡馬 2004年4月12日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ダイタクスペリア(母父:モガミ)
 厩舎:成島英春(美浦)
 馬主:小林昌志
 生産者:高橋幸男


ゴールドリーヴァ 牡馬 2004年4月13日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:イチグン(母父:ジャッジアンジェルーチ)
 厩舎:岩戸孝樹(美浦)
 馬主:伊藤元庸
 生産者:久米和夫


ダイタクタロウ 牡馬 2004年4月10日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:キョウエーフジエス(母父:パークリージェント)
 厩舎:佐藤雅彦(岩手)
 馬主:大塚恭太郎
 生産者:協栄組合


 ということで3頭の登録を確認。これで中央登録3頭、地方登録5頭となった。既デビューはまだリラの1頭のみながら、少しずつ態勢が整ってきた感。嬉しい限りだ。

 コアレスレーサーはまたしてもの小林昌志氏所有。2頭も面倒見てくれるなんて、ダイタクリーヴァを応援する者にとっては神様のような存在だ。血統的には兄にダイオライト記念に出走したことがあるダイタクリムジンがいる程度ながら、曾祖母まで遡ってもダイタク冠という生粋のダイタク血統だ。

 ゴールドリーヴァは叔父に札幌3歳S勝ち馬セイリューオーがいる良血(ダイタクリーヴァの繁殖の質からすれば)。父から受け継いだ栗毛の馬体が競馬場に登場する日が待ち遠しい。

 ダイタクタロウはもう名前からして地方所属といった感じだが。ダイタクは父の名前から冠名なのに受け継いじゃったっぽい模様。初の岩手所属馬ということで、東北にダイタクリーヴァ旋風を巻き起こしてほしいところだ。
第47回宝塚記念・何の感慨もないことが驚異であり 
2006.06.27.Tue / 00:23 
■宝塚記念
 競馬に絶対はない。今まで世紀の番狂わせと言われるような結果を数多く見てきた。ましてやディープインパクトのような後方からレースを進めるようなタイプが絶対的な存在として君臨する場合、絶対と信じていたものが絶対ではなかったという現実が目の前で繰り広げられる確率は高くなるもの。

 そうは言っても、番狂わせが起きるにはあまりにも不確定要素が少なすぎる状況だった。唯一、馬場状態が悪くなったことのみが不確定要素として存在したものの、メンバー全体のバランスで考えた場合、対抗一番手だったリンカーンがまったく力を発揮できない馬場というのでは、ますます番狂わせは起きにくくなる。コスモバルクも足元を気にしていたようだし、結果的にディープインパクトはさほど渋った馬場を苦手としなかった(得意というわけではなさそうだったが)わけで、これではどう足掻いてもディープインパクトは負けようがない。

 展開的に不利がというのも、鞍上が力差があると感じて不利のないようにレースを進めて、周りも特に邪魔をしようということもないんじゃありえない話。せめて実力が接近した馬が何頭かいないことには、ディープインパクトも焦ってどうのだとか、展開の紛れでどうのだとかもない話。

 とまあそういうわけでディープインパクトが勝ちました。それ以外の何があるっていうんですかこのレースで。

 何の感慨もなくG1・5勝目。11戦10勝2着1回。相手がどうのではなく、これだけの結果を残してきたというのは事実であり、今回の4馬身差の勝利も圧勝と言われない辺りは恐ろしい話であり。間違いなく歴史的名馬による日本競馬の歴史的1ページが記されている最中にいるのだが。アホみたいに盛り上がれないことが非常に残念というかもったいないというか。


■ライバルの話
【仏GI】ハリケーンラン2度目の敗戦…サンクルー大賞典
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200606/ke2006062609.html


 ということで最大のライバルと見られたハリケーンランが負けちゃいました。プライドとかいう6歳牝馬相手に。ま、向こうはこういう前哨戦の負けはそんなに気にしないし。いや、気にするけど評価落ちなどに繋がったりがないということで。

 そのプライドってのはどんな馬なのかというと、昨年の香港CやチャンピオンSで2着してたりする。同じく昨年フォア賞で勝利した時には、その後にジャパンカップを勝つアルカセットやBCターフを勝つシロッコをまとめて破っていたりする。ま、弱い相手じゃないわけだ。

 そういえばドバイワールドカップを勝ったエレクトロキューショニストウィジャボードに負けてたりしたなぁ、と。去年の話になるけどもドバイシーマクラシックを勝ったハーツクライって馬は宝塚記念でスイープトウショウって牝馬に負けていたなぁ、と。

 ディープインパクトのライバルと目されている馬は軒並み牝馬に負けているという事実。これがレベルが低い相手ということになるのか、牝馬が勢いがある時代と見るべきか。

 個人的にはひいき目抜きにエルコンドルパサーの時の方が相手は怖かった感じではあるよなぁ、と。というか重馬場のモンジュー相手だもんなぁ、と。


■各新聞
【宝塚記念】いざ世界の舞台へ!ディープ泥だらけの圧勝
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200606/ke2006062601.html

インパクト5冠!凱旋門賞王手/宝塚記念
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060626-51513.html

ディープ圧倒5冠!史上最速10億円馬
http://www.daily.co.jp/horse/2006/06/26/0000059227.shtml

ディープ雨中で飛んだ!いざ凱旋門賞…宝塚記念
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060626-OHT1T00087.htm

英雄5冠!次は世界王者だ〜宝塚記念
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/06/26/01.html


 まあ各社色々とがんばっているけども。まず言いたいのがニッカンさんはディープインパクトのことをインパクトと呼ぶなということ。ね。それと凱旋門賞王手って、天皇賞を勝った時と今回とでどこが凱旋門賞勝利へ近づいたのか教えてくれってのを。

 あとサンスポさん。ことさら国際G1宝塚記念って強調しなくても。でもこれで世界に向かう前に一応国際G1馬という肩書きが得られたわけで。一応宝塚記念に出走する意味はあったんだねよかったね。

 んで各社触れているけどデイリーさんは見出しから史上最速10億円馬なんてミニニュースを前面に。宝塚記念出走の意味はそこにしかなかったと言わんばかりでなかなか好感。

 スポニチさんは勝手に次走を凱旋門賞に決めるなってくらいか。そんなにディープインパクトに負けてほしいのだろうか。

 報知さんはとても安定して無難な記事でした。逆に言えば最も読む価値が云々。

 いや、仕方ないと思いますよ。みんな無理して盛り上げている感あるし、とりあえず大きく扱う価値があるコンテンツなんだろうなぁと思いますし。誰が悪いってこともないと思いますよ。ただ私が不機嫌なだけですから。
降級組、安心感 
2006.06.26.Mon / 20:41 
■フジキセキ通信・6月25日号
 無難に日曜日は1勝。降級組の中でも確勝クラスと思われていたナリタシークレット

 直線では差し返すしぶといレースぶりでの勝利を掴んだナリタシークレット。ま、今日勝てなくとも次は勝てるだろうと思えるくらい、この条件では力上位。上の壁が突破できるかどうかが問題。

 期待のタガノエクリプスは古馬の壁に弾き返された形の大敗。地道に勝ち上がりを目指していくしかないのか。


■カネヒキリ
 帝王賞の枠順が発表に。5枠6番と内すぎもせず、外すぎもせず。力を出し切れるいい枠。間隔が開いたのも、今年初戦のフェブラリーSでの圧勝などからさほど問題とも思われず。海外遠征帰り初戦という影響もないだろう。

 問題となってきそうなのは、距離への対応力。昨年のJCダートでの接戦は、最後1Fで他の馬と脚色が同じになってしまったから。それが距離から来るものであれば、今回も少々苦戦を強いられるかもしれない。これがマイルならば、まったく問題なくここはクリアしてくれることだろう。

 相手関係よりも、自身との戦い。ダート路線は2000mが中心で、この距離をこなせないというのはちょっとした弱点にもなりかねないので、なんとかここで結果を残してほしい。
サッカーのお話もしてみる 
2006.06.25.Sun / 03:31 
 なんかちょっと思ったことを。

 アジア予選でイランに普通に負けてみたりするチームで、バーレーン相手でも強敵ってマスコミに煽られるような国じゃ、決勝トーナメント進出なんて夢のまた夢に決まってるっつー話なわけで。

 イランが決勝トーナメント進出するかもって思っていた人間がどれだけいたのか。ぶっちゃけ日本人にゃいなかったんじゃないかと。マスコミでもイランの決勝トーナメント進出を予想していたとこはほぼなかったんじゃないかと。

 そんなイランと本気勝負して、フツーに負けていたりする過去を無視して、決勝進出だと盛り上げるマスコミさん。ま、仕事だから仕方ないってことなんだろうけど。

 更には日本代表を信じているという謎の言葉で盛り上がる人たち。いやいや、信じるに値するだけの実力を日本代表がいつ見せてくれた?

 期待するのは自由だし、勝ってほしいと願うのはおかしいことじゃないと思うけど。私も予選突破を願って日本代表の試合はすべて観戦したけども。信じていると口にする人が信じていたものは、ひょっとして奇跡というやつでしかなかったんじゃないかな、と。

 じゃ、奇跡なんて起きもせず、当たり前の結果に終わってしまったことを責めちゃ駄目なんだろうね。奇跡を信じて裏切られたことに腹を立ててちゃかっこ悪い。

 ドーハの悲劇・マイアミの奇跡・ジョホールバルの歓喜ってのがサッカー関係じゃ有名だが。これに続く新しいもんとして、ドントムルトの現実とでも呼んで、もう少し現実を真正面から受け止めることにしておく。

 あーちきしょう、マスコミに乗せられて少し予選突破を期待しちゃったじゃないかという愚痴。
夏競馬の主役たち 
2006.06.24.Sat / 17:55 
■フジキセキ通信・6月24日号
 本日は8頭出走でエイシンシテンノーの1勝。

 4頭出しとなった函館4R未勝利芝1800mで、今年の頭に2戦出走してから立て直しに入っていたエイシンシテンノーが、休み明けで見事な逃げ切り勝利。2馬身半差の快勝だった。タイムも今の函館にしては非常に優秀なもので、500万下でも即通用するほど。逃げてのタイムなので信用してもよさそう。ただ、ここまで楽なレースを上でもやらせてもらえるかは別問題なんだが。

 京都10R亀岡特別ではビッグホワイトが後方から直線だけで一気に追い込んできた。クビ差の惜しい敗戦だったが、さすがに降級馬だけに実力的には通用することを証明。ただ、上では掲示板もないような馬なだけに、この500万下でも条件が揃わなければ勝ちきるのは難しいか。


■明日出走馬
 明日は未勝利戦に2頭出走。メイルリヒトブラックディーノ。ちょっと1勝挙げられないようにも思えるのだが、なんとかこの辺で中央に残れるように勝って欲しいところ。

 京都10R三年坂特別には降級組のナリタシークレットと、1000万下2走目のマルカシリウスが出走。ナリタシークレットは準オープンでやれる馬だけに、夏開催のうちに1000万下は卒業したい。マルカシリウスも1000万下で通用するだけのパフォーマンスは見せているものの、降級組がいる間はちょっと苦戦しそう。

 適鞍なしだの除外除外だのと、年明けからまったく順調に使えていないタガノエクリプス。京都最終R五条坂特別に出てくるが、実力的には世代でも上位でユニコーンSで走りを見たかったほどだが、こんな1000万下でも降級組含む古馬勢相手だとこの時期の3歳馬では苦しい戦いを強いられるだろう。馬券に絡んでくるようだと、秋のダート戦線の新星となれる可能性もあるか。武蔵野Sまでには賞金をしっかり稼いでおきたい。

 レオフォーレンスは休養前の走りを見るに1000万下特別では少々家賃が高い印象。平場ならもう少し期待できるのだが。ただ、休養前と馬が変わっていれば面白いのかもしれないし、間違いなく人気は低いだろうから狙ってみるのもアリか。思い切って休ませたローテーションといい、この時期のフジキセキ産駒の成長力といい、パドック派の人はそこで体調良化の兆しが見られるなら狙ってもいいだろう。ま、多分走ってくるのは次走だろうけど。


■グレイスティアラ
 スパーキングレディーCに登録とかなんとか。うーん、関東オークス前にもちょっと体調崩したりがあったのだから、夏場は休ませて欲しかったのだけど。秋に秋華賞狙いで芝路線or思い切って武蔵野Sがよかったなぁ。ま、出るからには勝ちにいってほしいが、相手はこの路線のいつものメンバーさん。とりあえずは自己紹介代わりに入着くらいと考えるのが妥当か。もし勝てるようならダート牡馬路線に向かうべし。


■カネヒキリ
 帝王賞ではアジュディミツオーとの一騎打ちを期待。というか、完封勝利を期待したいのだが、どうもこの馬に関しては武豊はトーンが上がらない。クロフネさえいなければ、ダート路線最強論争の筆頭に上がってもいいくらいの実力と思うのだが。ま、今回は距離的にも厳しいし、コースも相手が高い適性を見せているってのはあるが。つってもこっちだって大井が苦手なんてデータはどこにもない。真っ向勝負で負かしてくれい。
コアレスリーヴァ with 橋口! 
2006.06.21.Wed / 22:03 

コアレスリーヴァ 牡馬 鹿毛 2004年5月2日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ダイタクアルテミス(母父:アスワン)
 厩舎:橋口弘次郎(栗東)
 馬主:小林昌志
 生産者:雅牧場


 遂に!牡馬のJRA登録第1号!やったー!

 ということでコアレスリーヴァが登録されまして。ダイタクリーヴァ産駒を勧めるの会でも紹介した、雅牧場渾身の1頭が登録第1号と非常にめでたい話に。

 しかも厩舎はなんと父も所属した橋口厩舎とくれば文句は何もない。これはひょっとしてひょっとしたりするんじゃないかなんて妄想が炸裂中。冷静に考えればひょっとする可能性の低さに絶望するのだが、重賞ひとつ目標にするくらいは許されるかなぁ。
第47回宝塚記念・テーマ決定 
2006.06.21.Wed / 21:29 
インパクトの凱旋門賞、NHKが生中継
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060621-49069.html


 こんなニュースが飛び込んできた。いや、ディープインパクトを縮めたらインパクトじゃなくてディープだろってつっこみは別にして。オグリキャップのことをキャップて呼ぶのかお前は、とかってのも置いといて。

 今年の宝塚記念はこんな感じで、いったいどうやって盛り上がればいいのかもわからないまま週中を過ごしていたのだが、やっとこさテーマが決まった。私のような人間が凱旋門賞を見るためにも、ここはディープインパクトに勝ってもらわねば。それもまさに壮行レースと呼ぶに相応しい圧勝劇で。そうじゃないとぬか喜びってやつになってしまうやも。


 僅差の敗戦なら分からないけども、おそらく敗戦はイコール海外遠征取りやめに直結してしまうんじゃないかと。池江さんがどうもこの馬に関しては慎重に過ぎる気がするので、なんやかんや言って海外遠征自体を取りやめというシナリオは充分ありえる。その時のコメントは『これだけの馬を云々』って感じじゃーないかと。

 また、凱旋門賞に向かうことになったとしても、NHK側が『やっぱりBSでいんじゃね?』とかって言い出しかねない。日本の期待を完全に背負う形で、がんばれ日本代表ってな感じの空気を出さないと、興味のある人だけが見ればいいじゃんとかってBSにまわされそう。ハーツクライの’キングジョージ’はテレビでやるって話は聞いたことないくらいだから、基本的には海外の競馬が見られるチャンスはそうそうないと思わないと。

 もしフジが手を挙げたとしても、関西テレビが単独でとかってなりそう。もうそのまんまドバイの時と同じで。そしたら関西に住んでないからという謎の理由で見られないという最悪の事態を迎えてしまうし。

 何はなくとも海外遠征を万全な体制で迎えてもらわないことには。今のまま、もう壮行レースですよって感じでレースを迎え、みんなで万歳三唱しながら送り出すことになれば、NHK総合での中継となってくれるんじゃないかなぁ、と。


 ま、心配するようなことじゃないか。相手は天皇賞で負かしたメンバーが中心、未対戦の相手も距離不安というハードルを越えて初めて比較される程度。例年通りの阪神ならば万が一もと思ったら、今年はちょうど改修中で京都開催、それも外回りとかって条件も完璧。頭数も集まらずますます紛れが起きにくい状況に。

 こんなに負ける条件がひとつずつ消えていって、圧倒的な人気になるけどもそりゃ仕方ないだろう的な空気になっていくG1なんてそうそうない。まず、負けることは考えられない。競馬に絶対はないけども、今回ばかりは絶対としか言いようがない。こんな雰囲気って98年の天皇賞以来じゃないか?

 さて。ホント無難に回ってきて、問題なく凱旋門賞へと向かってください。99年以来のテレビ観戦の機会を楽しみにしています。あの時ほどの期待感はないってのが本音だけど、ね。
フジキセキ産駒の傾向の変化・今後への期待 
2006.06.19.Mon / 23:11 
■フジキセキ

フジキセキ 牡馬 青鹿毛 1992年産
 4戦4勝 [4-0-0-0]
 1着:朝日杯3歳SG1・弥生賞G2
 2着:なし
 3着:なし


 春の2冠を勝ったら秋はブリーダーズカップに向かうと吉田の長男坊だかが言ってたのを覚えている人が何人いるのだろうか。忘れ去られていく最強馬(候補)フジキセキ

 弥生賞では重馬場の鬼ホッカイルソーに直線で一度並ばれながら、一瞬で2馬身半突き放して圧勝。+16kgでの出走を馬体に余裕があったと見るか、デビュー以来36kg増えていたことも合わせて考えるとまだまだ成長していたと見るか。どちらであっても規格外の怪物と呼ぶに相応しい圧倒的な能力を持った馬であったのは間違いない。一度でいいから本気で走るフジキセキを見てみたかった。


■種牡馬初年度・95年
 皐月賞に向けての調教中に屈腱炎を発症。電撃引退発表、1年早くサンデーサイレンスの後継の血が手に入るという名の下に、繁殖シーズン半ばにして種牡馬入り。

 繁殖シーズン半ばに種牡馬入りしたため、初年度はめぼしい繁殖牝馬はほとんど種付けの相手が決まっていた。ましてや当時は初年度産駒が大活躍を見せたサンデーサイレンスを筆頭に、ブライアンズタイム・トニービン・ノーザンテースト・リアルシャダイといった面々が人気を博していた時期。他にもダンシングブレーヴ・ジェイドロバリー・ヘクタープロテクターなどの種牡馬も産駒デビューを控えた時期で、サクラユタカオー・シンボリルドルフといった辺りが健闘しているものの、まだまだ内国産種牡馬には風当たりも強く舶来種牡馬全盛の時代。

 いくら圧倒的な強さを見せていたとはいえフジキセキの実績は朝日杯3歳S勝利のみ。また、父サンデーサイレンスがクラシックで大暴れする直前でもあり、今のイメージほどサンデーサイレンスの血が安く手に入ることに大きな魅力はなかった。

 そのため、あてがわれた繁殖牝馬は質も低く量も少ない(量に関しては当時の基準ではまずまずの数を集めたのだが)もので、これが暗黒の初年度産駒世代に繋がり、フジキセキの種牡馬初期を苦しいものとしてしまう原因となる。

96年産代表馬・エアピエール・トウショウアンドレ


■2年目・96年
 満を持して迎えた実質初年度の世代。この95年にサンデーサイレンス産駒が日本競馬史を揺るがすほどの大活躍。僅か2世代でリーディングサイアー獲得など、驚異的な活躍を見せたサンデーサイレンスの初年度産駒にして最高傑作との呼び声高いフジキセキには、当然のように繁殖牝馬が集まった。

結果としてサンデーサイレンスに次ぐ2番目の種付け頭数をこなし、質も一気に向上。内国産種牡馬としては最上級に近いレベルまで上がったと思われるが、時代はやはり輸入種牡馬全盛時代。何より父が現役でバリバリとやっている限りは、あくまでもコピーのフジキセキには、そこまでのレベルの繁殖は集まらないもの。

 現時点でもフジキセキの最高傑作の1頭と数えられるダイタクリーヴァを送り出したのはこの世代。

97年産代表馬:ダイタクリーヴァ・グランパドドゥ


■3年目・97年
 同じくサンデーサイレンス産駒の種牡馬としての目玉、ダンスインザダークが新種牡馬として登場。フジキセキ自身が3年目ということもあり、繁殖の傾向は変わらないまま少しレベルは下がる世代。種牡馬イメージを確立する前の一番辛い時期。

98年産代表馬:テンシノキセキ・デモリションマン


■4年目・98年
 前年に引き続き少しずつ質・量ともに低下。産駒デビュー直前だが、毎年新種牡馬が出てくる中でどんどん新鮮さが失われ、また初年度は頭数も少なく繁殖の質の低さがダイレクトに産駒の質にも現れ、デビュー前に大きく騒がれる馬もいない。それでも大きく落とさないのは、父の産駒が毎年のように活躍してくれるおかげ。

99年産代表馬:オースミコスモ・キタサンヒボタン・ブルーリッジリバー


■5年目・99年
 前年の夏に産駒がデビュー。質・量伴わない初年度は散々な成績。2歳時に勝ち上がったのが7頭、内2勝馬は0頭という成績。父サンデーサイレンスが与えたインパクトが大きすぎたのもあり、期待外れの成績にこの年の繁殖牝馬は質・量ともに大幅に低下。この年の種付けが第2期暗黒世代を呼ぶことになる。

00年産代表馬:ワナ・フジサイレンス


■6年目:00年
 本当の初年度と呼べる97年産世代がデビューして、春のクラシックを迎える前までが、この年の種付けに影響。そう、重賞2連勝で皐月賞1番人気に支持されるダイタクリーヴァの活躍を受けての種付けだ。もちろん昨年からは一気に質・量ともに向上。過去最高クラスの繁殖牝馬を集めることに成功。

 フジキセキにとっては、この世代からが本当の世代と呼んであげるべきかもしれない。少なくとも、最近産駒デビューを果たしたサンデーサイレンス産駒種牡馬たちと同列に比較するなら、この世代辺りからにしてほしい。

 前々年にタイキシャトルの海外G1制覇、前年にエルコンドルパサーが凱旋門賞2着など、日本で調教された馬が世界レベルに通用することが証明され始めた時期でもある。この辺りから日本で競走生活を送った馬でも、種牡馬入りしてある程度の繁殖が集められるようになってきたと記憶している。

 ちなみにこの世代が現時点での世代別獲得賞金で最も稼いでいる世代となっている。

01年産代表馬:メイショウオスカル・タマモホットプレイ


■7年目・01年
 この年も前年に引き続きダイタクリーヴァの活躍の影響が大きかった世代。秋にマイルCSで1番人気2着、鳴尾記念・京都金杯の連勝と、活躍ぶりは一流馬のそれ。

 他にもテンシノキセキがフェアリーSを勝ち、2世代続けてクラシック前に重賞勝ちを記録。古馬でも00年秋にトウショウアンドレが中日新聞杯に勝利するなど、層の厚さと古馬になっても活躍できることを証明。

 また、この年からトニービンが姿を消したことにより、全体的な繁殖の質の向上に繋がるという影響もあっただろう。すべてが重なり合ってこの年の種付けから産まれたのが、偶然か必然かカネヒキリ

02年産代表馬:カネヒキリ・コスモマーベラス


■8年目・02年
 京都金杯の勝利により、まだまだ存在感を見せるダイタクリーヴァ。そして牝馬ながら中日新聞杯に優勝したグランパドドゥ。古馬でも力を発揮することを更にアピール。

 そして何より一番大きかったのは、01年の阪神ジュべナイルF。4連勝で1番人気に支持されたキタサンヒボタンを筆頭に、オースミコスモ・ツルマルグラマーが2,3番人気と上位人気を独占。初G1には手が届かなかったものの、フジキセキのポテンシャルの高さ、産駒の層の厚さ、早くから活躍できることを強くアピール。また、繁殖シーズンに入ってからだが、ブルーリッジリバーが桜花賞で2着と、牝馬のフジキセキの印象を強くした時期でもある。

 量はこれ以上大きな変動もないところまで来ているが、質は改めて向上した世代と言えるだろう。事実、この世代からは非常にレベルの高い産駒が数多く送り出されている。

03年産代表馬:ドリームパスポート・コイウタ・グレイスティアラ・ファイングレイン


■9年目・03年
 オースミコスモ・テンシノキセキ・ミツワトップレディといった牝馬が活躍したのを受けた世代。活躍馬が短距離・牝馬に偏りすぎた感じで、評価が偏っている可能性もある。そのため、大物が狙えるような繁殖が集まっているかは少々不安もある。

 ただ、この年から最大のライバルであるサンデーサイレンスがいなくなったため、その分のレベル向上はあるだろう。ただ、ライバル種牡馬に多く流れている印象が強く、フジキセキにどこまで流れているかは不明。というか、そんなでもないかも。


■10年目・04年
 引き続きテンシノキセキ・オースミコスモに頼り切った世代。すでに安定して高い評価を受けているとはいえ、産駒はジリ貧だし新種牡馬はどんどん登場するしで結構苦しい世代だろう。前年よりもかつてのサンデーサイレンス枠に食い込めているかと問われれば、まったくそんなことはないだろうと答えてしまう世代か。


■11年目・05年
 前年のオースミコスモ・メイショウオスカル・タマモホットプレイによる重賞5勝は立派だが、印象を変えるほどの活躍とは言いがたい。クラシック前に少しだけ活躍したマイネルマクロスでは、繁殖の質にまで影響を及ぼすことはないだろうし。その割には面白い繁殖が集まったりしている辺りは、安定して高い評価を受け続けていることの証明か。


■12年目・06年
 今年の種付け世代。間違いなく、フジキセキ黄金世代となることだろう。そうは言ってもアグネスタキオン・キングカメハメハ・シンボリクリスエスといった辺りが最高級の繁殖は持っていってるだろうけど。

 カネヒキリのダート路線での圧倒的な存在感、2月という素晴らしい時期に見せた4週連続重賞制覇。今年のフジキセキは違うと思わせるには充分な活躍だったろう。


■フジキセキが化けたカラクリ
 この明らかに今まで違うと思わせた世代が、あの01〜03年産の世代である。ダイタクリーヴァの活躍、阪神ジュべナイルFなどで見せた勢いある世代の活躍。それらの影響で繁殖の質が向上した世代が競馬場に姿を現し、今までのフジキセキ産駒=繁殖の質が低かった世代のフジキセキ産駒とは一味違うところを証明して見せたのである。

 つまり、フジキセキは繁殖の質が産駒の能力にダイレクトに影響を及ぼす種牡馬と断言できるのだ。

 ダイタクリーヴァを出したのも実質初年度でいい繁殖が集まった2年目。一昨年までの2,3年間の不調っぷりは暗黒世代を筆頭にした繁殖の質が悪かった世代が中心だった。そして今年の種付け世代=07年産世代はもちろん繁殖の質が一気に上がっていると期待できる。

 フジキセキの次の黄金世代は、09年デビューの10年クラシック世代だ。

 それまでの世代も、かつてのような暗黒世代は存在しないし、今後フジキセキが種牡馬として成績を伸ばしていくことは簡単に想像できる。そう考えれば、フジキセキ産駒の傾向が変わってきたことも、今後はこれまで以上に期待できるということも分かってもらえると思う。

 サンデーサイレンスの最高傑作であり、正統後継者はフジキセキ。そうなることを期待している。
新ルールに合わせたかのような惜敗続き 
2006.06.19.Mon / 00:01 
■フジキセキ通信・6月18日号
 本日も未勝利なり。クラス分けのルール変更に伴い、簡単に勝ち上がるより2着、3着を繰り返した方がお得感溢れるようになったのだが。それに合わせたような結果の1日。

 フィールドベアーは函館メインで3番人気2着。直線で外からいい脚で伸びてくるもちょっと後ろ過ぎた。古馬相手に追い込んできた。位置取りが前に行かなければ今後も苦しいかも知れないが、素材はかなりいいものを持っている。これで成績は7戦1勝、2着4回、3着1回、4着1回となった。そろそろ小遣い稼ぎは終わりにして、秋に向けて勝ち上がって欲しいところ。

 ショウナンガッドラズベリータイムが福島1Rで2着3着。デビュー戦のショウナンガッドは2番人気に支持されるも、1番人気の前を捕らえられず。ま、この時期に残っているような未勝利馬相手ならいつでも勝ち上がれそう。2戦目のラズベリータイムは初戦は大きく負けたものの、叩いて2戦目で素晴らしい末脚。こちらもいつ勝ちあがっても不思議ない。

 京都7Rではユメノシルシがもうひと踏ん張りが足らずにクビ・アタマ差の3着。思い切って行った方がいいタイプだけに、次回は先手を奪ってのレースが見てみたいところ。ま、降級組だしいつでも勝ち上がれるだろう。

 京都9Rではビッグファルコンがハナ差の惜しい2着。1000万下でも通用するところを見せた。ただ正直あまり信用のならないイメージで。次はいつ走ってくれるやら。ま、1000万下ならそのうち勝ち上がれるだろう。

 シールビーバックがマーメイドSでは大健闘の5着。展開の利もあったし、正直牝馬限定でも重賞はつらい感じ。それでも芝で走れるところを見せ付けたのは収穫。といっても出られる条件で走れるところが見当たらない。地方移籍か引退繁殖入りかのどちらかを選んでもらった方がこの馬には幸せかと。

 土日で2勝・2着5回・3着3回。降級含む勝てるメンバーがレースに出始めた感じ。2歳馬のデビューと合わせて攻勢に出られそう。日曜日だけを見てもいつ勝ちあがっても不思議ない=今回勝っていても不思議ない馬が何頭もいたし、これから期待が膨らむところ。そろそろ新しいオープンでの期待馬も欲しくなってきたので、そういう期待もしてみたい。
トーセンの呪いなんて怖くない 
2006.06.17.Sat / 16:24 
■フジキセキ通信・6月17日号
 待ちわびた夏競馬が開幕。2歳馬のデビューも楽しみだが、ここ数週間勝利を挙げられなかった分、降級組がこれからどんどん出走してがんばってくれるのが楽しみだったわけで。期待通りにデビュー戦の2歳馬と降級馬がそれぞれ1勝。フジキセキはここしばらく大人しくなってたイメージあるかも知れないが、こりゃ夏の間に相当勝ってくれそうだ。

 トーセンラピュタが新馬戦を快勝。前の馬でそのまま決まるかなといったところを、軽いフットワークでスッと交わしての快勝。着差以上の実力差を感じさせるレースぶりだった。順調に成長をしてくれれば、2歳戦でオープン特別くらいは軽いんじゃないかと。その後はまたその後の成長ぶり次第だろうが、現時点での桜花賞最有力候補と今のうちにほざいておこう。

 降級組ナリタプレリュードが無難に勝利。1000万下で好勝負する馬がここで負けるわけにはいかない。つっても勝ち味に遅いこの馬は勝てるところでちゃんと勝っておかないと、いつまでも500万下で2,3着を繰り返しそうな気もするから、無難に勝てただけといっても大きいことかもしれない。

 前走好タイムで3着以下に大差をつけて勝利したマルブツフジが登場。前走2着馬は次走で軽く勝ち上がっていることからも、価値のあるタイムだったのは間違いなかったのだが。ここは降級馬の前に半馬身及ばずの2着止まり。しかし、勝ち馬は1000万下でも勝ち負けの力を前走見せていた馬。この馬も1000万下までは問題なく勝ち負けできる力を持っていそうだ。

 前走の立夏Sで成績の良くない1400m戦ながら健闘を見せていたカリスマサンキセキが、今回は1200mに戻ってのレース。期待はかかったものの、相手が重賞勝ち負けクラスではちょっとどうしようもない。もう一緒に走らないことを祈るしかない。
リラ 見事な初陣 
2006.06.17.Sat / 16:02 
■新馬戦
 リラがデビュー戦。福島5R芝1000mを13番人気で見事5着と大健闘。あ、強いかもしれないんだからここであせって大健闘なんて使ったら失礼かもしれないのか。

 人気もなかったし、血統的にも大きな期待感を抱かせるものはなかったし(期待したけど)、厩舎もトップどころじゃないし(当たり前だが)、騎手は減量だし、今回は無事に回ってきてくれればとだけ思っていたのだが。5着なら充分すぎる結果だ。

 一番安心したのが、先行するだけのスピードがあると証明してくれたこと。新馬戦といっても1000m戦なので、そもそものスピードが足らないと前に追いつくこともできやしないが、ちゃんと前についていくことができたというのはスピードが最低限は保証されたと考えてよさそう。

 仕掛けどころからは上位3頭には離される形となってしまったが、その辺はこれからの成長と調教でいくらでも伸ばせるところ。とりあえず今日は無事に回ってきた上に掲示板なのだから、何も文句を言うところがない。

 あとはリラに続く馬が出てきてくれればいいんだけども……相変わらず情報が入ってこないんだよなぁ。
フジキセキ2004年産世代一発目 
2006.06.17.Sat / 01:14 
■新馬

トーセンラピュタ 牝馬 黒鹿毛 2004年生
 父:フジキセキ
 母:ミヤビサクラコ(母父:ノーザンテースト)
 厩舎:森秀行(栗東)
 馬主:島川隆哉
 生産者:三城牧場


 6月17日土曜日、京都5R新馬戦芝1400mにてデビュー。今年のフジキセキ産駒デビュー第1号。

 母ミヤビサクラコディクタス・ノーザンテーストと重ねられたいかにもな社台血統。現役時代は900万下での勝利までだったが、兄弟8頭はサンデーサイレンス・トニービン・ブライアンズタイムの子供のみと、種付けされたのはみな当代一流種牡馬ばかりの血統馬。サンデーサイレンスの死去に伴って指名されたのがフジキセキというとこか。

 兄姉には障害の雄ウインマーベラスを筆頭に、ロイヤルキャンサー・ウインデュエル・ジョウノビクトリア・キングオブサンデーと重賞入着級の活躍馬が名を連ね、今年のフジキセキ産駒の中でも期待の1頭。

 兄姉は障害で活躍したウインマーベラスを除けば、比較的早い時期からの活躍が目立つ。また、ダートへの適性も見られるようで、これらはフジキセキ産駒の傾向ともある程度一致。

 唯一にして最大の問題点は兄姉と違いトーセンの馬だということ。

シンワスターコウジ 牡馬 黒鹿毛 2004年産
 父:フジキセキ
 母:ビアンキ(母父:ガルチ)
 馬主:若尾昭一
 厩舎:田村康仁(美浦)
 生産者:土田農場


 全姉にベレッツァ。つってもまだ姉は未勝利だが。ミスタープロスペクターが合うということだから、弟は当たりと出てほしいところ。
リラ Lyre 
2006.06.17.Sat / 00:12 
http://www.jra.go.jp/joho/bamei/registration_list.html

 こちらの馬名一覧のとこから馬名の由来が分かるわけよ。リラってライラックのことじゃなくて竪琴のことだったのね。

 あー、全国のダイタクリーヴァファンのみなさま、適当な情報流しまくりですみませんでした。はい。




 ということで明日福島5Rでデビュー。鞍上は吉田隼人。ま、そんな期待もされてないだろうけど、無難に頑張ってください。
リラ、さっそく初陣 
2006.06.15.Thu / 20:33 
■リラ

リラ 牝馬 栗毛 2004年6月9日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:スピードアクセス(母父:ハギノカムイオー)
 厩舎:和田正道(美浦)
 馬主:スピードファーム
 生産者:スピードファーム



 ダイタクリーヴァ産駒として初であり、サンデーサイレンスの曾孫としても初のJRA登録馬となったリラ。なんと、今年の新馬戦1週目からの登場となった。

 6月17日土曜日、福島5Rの新馬戦・芝1000mがデビュー戦。1000m戦ということでスピードさえあればなんとでもできるだろうが、この子はいったいどんなレースを見せてくれるのだろう。サンデーサイレンス孫種牡馬としてのライバルも増えてきて、種付け数も年々減っている父ダイタクリーヴァに、もう一度チャンスを与えるためにもぜひともがんばってほしい。

 ミスタープロスペクターの血もノーザンダンサーの血も持たない血統で今年の新馬戦一発目から勝利でもしたらもうお祭りだなぁ。
止まった勢い、無敗が敗れる時 
2006.06.14.Wed / 20:30 
【関東オークス(川崎)】チャームアスリープ、牝馬3冠達成!:ラジオNIKKEI
http://keiba.radionikkei.jp/news/20060614K16.html


 関東オークスで単勝1番人気に支持されたグレイスティアラだったが、直線で2冠牝馬チャームアスリープの勢いに屈してクビ差の惜しい2着。

 昨年の全日本2歳優駿G1を勝つなど、ダートでは牡馬相手でも無敗街道を走り続けていたが、初めて土をつけられたのは牝馬限定戦。残念と言うほかない。

 前走直後に疲れが出たとスパーキングレディCに向かうという予定が出たりと、決して順調には来れなかったのかも知れないが、それでもこうして出走してきたのだから一応の状態には持ってこれていたということだろう。それで負けたのだから、今日のところは相手の強さを称えるしかない。

 しかし、レースは道中からかかり気味で、前に馬を置くなどして折り合わせようと田中勝春騎手も苦労していた。それで勝負どころでは外を回って勝ち馬よりも先に動いて、最後の直線で末脚勝負に屈しただけなので、決して実力負けではないだろう。

 心配された距離は一応はこなしたが、道中のかかり具合からももっと短い方が合うのは間違いない。それでもある程度の可能性は見せてくれたし、今後のダート牝馬路線での主役は確実。

 今後は、ここに出るのに少し無理があったりしたんじゃないかと不安もあるし、夏場はゆっくり休ませてあげたい。それで秋はもう一度芝路線なのか、それとも素直にダートに向かうのかをゆっくり決めてほしい。

 しかしグレイスティアラまでもダートで負けちゃうんだから、ちょっと流れというか勢いが悪くなっちゃった感がなぁ。ここは新馬組と大将カネヒキリの登場でもう一度盛り上げてもらわないと。
リラ 〜初恋のキミへ〜 
2006.06.13.Tue / 21:22 
■初のJRA登録馬

リラ 牝馬 栗毛 2004年6月9日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:スピードアクセス(母父:ハギノカムイオー)
 厩舎:和田正道(美浦)
 馬主:スピードファーム
 生産者:スピードファーム


 遂にダイタクリーヴァ産駒1頭目のJRA登録馬が誕生。牝系はこれといった活躍馬もいない地味な血統も、テスコボーイネヴァービートといった名種牡馬のクロスを持つ。馬名のリラとはライラックのこと(多分)。花言葉は純潔・初恋と、ダイタクリーヴァ産駒一号の牝馬として相応しい可愛らしい名前。すんません、竪琴って意味でした。

 この馬は4月24日に門別で行われた能力検査を受検していたので、てっきり地方所属なのだろうと思っていたのだが。ひょっとしたら思ったよりもよさそうな馬だということで中央デビューに切り替えたのかも。だったら期待大。楽しみ。

 ちなみに能力検査では第3Rを走って52.7秒。どのくらいのタイムかと言われてもよく分からないのだが。ちなみに同日の能力検査第2Rでは噂のインパーフェクトも受検していて、49.5秒というタイムを記録している。

 つーか、誕生日と名前の音だけで、すでに私の中では特別な馬となってしまっていたり。ということでがんばれリラ


■地方所属馬について
 ついでと言ってはアレなんだが、現時点で地方に登録されている馬を一応並べておく。

アンビリーバ 牝馬 青毛 2004年4月20日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ヒロノクーニャン(母父:ロイヤルニジンスキー)
 厩舎:澤佳宏(大井)
 馬主:菊地博
 生産者:漆原正道


スオウイノベート 牡馬 青毛 2004年4月18日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:シャンクオリティ(母父:モガミ)
 厩舎:庄子連兵(大井)
 馬主:磯部堯
 生産者:北島牧場


ブルームテキ 牡馬 栗毛 2004年4月8日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ゴールデンレグルス(母父:ヤエノムテキ)
 厩舎:足立勝久(川崎)
 馬主:黛大介
 生産者:浦河土肥牧場


ミルキープッチ 牝馬 黒鹿毛 2004年5月23日生
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ミキノフレグランス(母父:キンググローリアス)
 厩舎:高本友芳(福山)
 馬主:永井健二郎
 生産者:旭牧場



 相変わらずコメントに悩む母父が並ぶが、せっかく登録されたからには全馬1勝目指してがんばってほしいところ。
どうせなら応援馬券の案も考えてみたりする 
2006.06.12.Mon / 23:54 
 ファン心理を分析しての新商品登場!

 応援馬券が発売されるというニュースについてのエントリの続き。JRAは相変わらず簡単に金を取れるところから取ってやろうということしか考えてないことがハッキリわかるのだが、今回はそういうことは言いっこなしで。『がんばれ!』の文字がセンスないと言うのなら、それでは応援馬券を商品化することで、よりファンのニーズに応えるにはどういう工夫ができるのかについてちょいと考えてみる。


■騎手名を入れる
 よく聞かれる意見。というか、ニーズとしては一番強い。

 競馬という競技は主役が馬であるのは間違いないのだが、もうひとりのレースの参加者として騎手がいるわけだ。1頭の馬が年間で競馬場で走る回数は平均して8回前後程度、現役時代も3年前後という程度。それに比べて騎手は多ければ一日に10レース以上に乗る騎手もいるわけで、現役生活も20年から25年くらいと長い。ファンからすれば一番多く、長く接する相手ということもあり、騎手のファンも当然多数存在する。

 つまり、騎手名を馬券に入れることで、騎手のファンが応援馬券として購入→記念馬券として換金せずに取っておくという新しいコレクター層を生み出すことにも成功することになる。また馬のファン側からしても、記念馬券にはパートナーもセットでその名前を刻んでいて欲し