| 2歳新星現る! |
| 2006.10.30.Mon / 22:20 |
| ■フジキセキ通信・10月29日 2歳馬が勝利。これで2歳世代はようやく5勝目(トーセンラピュタ・シャルロットノアル・ミラクルボネット・シンデレラマン)。今年はなんとも出足が遅い感じである。もともとそれほど早い段階から動けるタイプでもないので、さほど心配もしていないのだが。クラシックまでにはちゃんとやれるように成長してくれるはず。 ジャドールがレコードで圧勝のデビュー。新馬戦勝利は7月頭のシャルロットノアル以来、約4ヶ月ぶり。勝ち上がりもまだ5頭目とホントに今年はゆっくりしている。しかしこの馬はいきなりのレコード勝ちで、グレイスティアラ2号機という感じで注目しておきたい。芝でも走れればコイウタ2号機で。 2戦目勝ち上がりは確実と思われたニシノフジヤマが負けてしまった。いや、いつでも勝ち上がれるだけの力はあるっぽいのだが、こういうところで躓いて賞金加算に苦労して、クラシック路線に乗せるのに無理をして、疲労をためて本番で駄目とか故障とか、そういうのは勘弁してほしいところ。そのためには次はちゃんと勝ち上がってほしいのだが。 ビッグ2ことビッグファルコン・ビッグホワイトがともに好走。特にビッグファルコンは惜しかった。このまま準オープンからオープンまで上がっていけそうな器。そしてすでに準オープンに上がっているビッグホワイトは人気薄ながらもここでもいい走りを。これは重賞まで見えてくるんじゃないかってくらい順調に段階を踏んで上がっている。ともに期待大だ。 |
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| 主力、通じる |
| 2006.10.29.Sun / 16:45 |
| ■ダイタクリーヴァ通信・10月29日号 産駒3強であるコアレスレーサー・コアレスリーヴァ・リラの3頭が一挙出陣。完全に最強布陣。 くるみ賞に挑戦したコアレスレーサーは5着と人気通りの着順に。いきなり特別戦初勝利とはならなかったものの、500万下条件なら充分に走れることを証明。年末までにはオープン入り、余裕を持ったローテでファルコンS目標のローテでお願いしたいところ。マイルまで持てばG1も視野に。 長男ことコアレスリーヴァは馬券圏内の3着。前とはちょっと離されたもののこちらも順番待ちだろう。先に勝ち上がったコアレスレーサーにおいていかれないようにがんばれ。 長女リラが帰ってきた。さすがスピード負けするところもなくレースを進めたが、今回はちょっと相手が強かった印象。それでも今回の4着で前のような絶不調は抜け出したと見て良さそう。無理使いせずに適条件を見極めながら使われてほしいものだ。 |
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| 帰ってきた素質馬と2週続けてのレース中の悲劇と |
| 2006.10.28.Sat / 20:56 |
| ■フジキセキ通信・10月28日号 13頭出走しての1勝。人気は全体的に悪くなかった中で、掲示板に載ったのが2頭ってのはちょいとばっかし淋しい。 ジェイウォークが帰ってきた。セトウチアポロンと大激戦を繰り広げた500万下で2着したあと、怪我で休養に入っていたのだが、復帰初戦を抜け出して押し切る強い勝ち方。さすがにこの辺では力上位。来年の後半にはマイル路線で重賞挑戦を目指してがんばれ。 一昨年のスワンS覇者タマモホットプレイだったが、驚きの+20kgでの実戦。それでもスプリントよりはレースがしやすそうでまずまずの6着まで。マイルでも京都ならいけるんじゃないかと思うのでなんとかマイルCSに向かってほしいかも。 そしてセイシュンジダイだが、先週に続いてレース中の故障で予後不良となってしまった。まだまだ活躍が期待できる1頭だっただけに本当に残念だ。 |
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| 一度全部消えたので心が折れました菊花賞回顧 |
| 2006.10.24.Tue / 18:22 |
| 完璧に近いラップを演出したアドマイヤメインは今後のG1戦線に欠かせない存在になりそう。ただ、どこ行っても勝ちきれずとかにもなりそう。 勝ったと思ったドリームパスポートだが最後少し交わされて2着。3強が作ったレースの中で一番強いレースをしていたのは間違いないが、競馬は3頭でやるもんじゃないってこと。 メイショウサムソンは案外なレースだった。今回のでちょっと苦手条件ってのが見えそうだが、基本的にはG1に向いたレースで強いタイプだろうから今後も主役の1頭。 ソングオブウインドはこれで最強とはいえないと思う。3強は3強でレースしていたから、その中にこの馬が入っていたらどこまでやれたかってのはまだまだ分からない。それでも菊花賞を勝ち切ったのは間違いないし、常にどんなレースどんな展開でも好走していることから今後も見くびれない。ひょっとしたらマヤノトップガン。 あー。やっぱブラウザに直接じゃなくてメモ帳でもいいからそういうのに書いてコピペが基本だよね。基本怠った自分が悪いんだけどもね。でも凹むよね。 |
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| 夢は終わらない |
| 2006.10.22.Sun / 16:48 |
| ■フジキセキ通信:10月22日号 今日は5頭が3着以内ということで。2着馬だけでも昨日から6頭出ていた中で迎えた菊花賞。ネタか。 ビートローズ・クレヨンルージュ・アドマイヤミラクルが2着。ビートローズはついに勝ち上がることが出来なかった。ちょっと残念だ。他は順調に賞金加算を喜んでおく。3着に入ったビューファインダー込みで喜んでおく。 福島民友Cに出走したマルカキセキはもう何がなんだか分からない負け方。完全に去年の好調時の状態から遠ざかってしまっている。もう諦めて放牧放牧。来年の夏に帰ってきてくれればいい。 ■ドリームパスポート ドリームパスポートは本当によくやったと思う。相手をこれと決めての乗り方で完璧な騎乗をしてくれた横山さんにも感謝している。ただ、G1に手が届かなかったことだけが悔しい。残念だ。 しかし今日のレースで展開を問わず距離を問わず力を発揮できる万能型であり、後方待機にこだわらずとも常にいい脚を繰り出してくれることが改めて証明された。時計のかかるレースでもレコード決着でも上位にやってこれるこの馬の実力は、もう誰にも疑いようのないものだと断言。 ちなみに菊花賞に出走したフジキセキ産駒はこれが初。3000m超のレースに出走したのでさえニシノサブライムの万葉S以来2度目。そのニシノサブライムは今日の障害未勝利戦に出てなんか大敗してたけど。追記:ニシノサブライム号は故障で予後不良になってました……なんかゴメン→JRA今日のお知らせ ダイタクリーヴァの悪夢の印象が強かったのもあるだろうし、実際に長距離に適性を示さない産駒が多かったのもあるだろうが、さすがに中距離重賞を勝って驚かれるサクラバクシンオーの産駒よりは長い距離でもいける産駒が出るわけで。 確かにこれだけ能力のあるドリームパスポートを産駒傾向を語る上で一緒にしてはならないのだろうが、今年の万葉Sまで3000m超のレースに出走したことすらなかったという異常事態は、イメージで長距離に挑戦するチャンスすら与えられなかった産駒もおそらく存在しているんじゃないだろうか。 そういう意味では例外産駒の扱いだとしても、繁殖によっては距離をこなせる産駒も輩出するということを証明できたことはフジキセキにとっても大きいだろう。来年からはディープインパクトも種牡馬入りということで、最上級繁殖が回ってくる可能性は相当低いものだろうが、少しくらいはチャンスの幅を広げることに繋がってくれたんじゃないかと思う。 それにしても惜しかったなぁ。ま、この馬なら来年は主役の1頭だろうし。今年もまだ2ヶ月残っているんだし。大物食いを目指してがんばってほしい。 菊花賞回顧はまた別に。 |
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| 前日、夜 |
| 2006.10.22.Sun / 00:31 |
| ■前日、夜 もう明日に迫っている。なんつーか、ドキドキする。 もうホント心から勝ってほしいと思う。そして勝てるだけの力はあると思う。でも勝てるかどうか不安でならない。胸の辺りをグググっと強く押されているような圧迫感。息苦しいのだけども、身体は熱くなっていく一方だ。こんなのはゼンノロブロイの有馬記念以来かな、と。 ■フジキセキ通信:10月21日号 今日は一挙19頭出走。しかし勝利を挙げることはかなわなかった。ま、いいとこまで行く馬は多かったわけなのだが。 3着までに入ったのはフミノウインダム・ユメノシルシ・ヒカルアルタイル・ナスケンウインドと4頭、他にも掲示板入りは数頭と、全体的にはなかなかの成績。勝ちきれなかったのはちょっとした運という感じで、同条件ならいつでも勝てそうな感じ。むしろうまい具合に賞金を稼げたと喜ぼう。 2歳の期待馬の1頭ミラクルボネットはいちょうSで最下位と大惨敗。何かあったのか知らないが、これはちょっと負けすぎな感じ。デビュー戦、2戦目で見せたスピードは上質のものだったし、気性も若い感じだったので、もしかしたら距離が問題だったのかもしれない。無理せず立て直して短いところ中心に使っていけばオープン入りできる素材だと思う。 1000万下で好走を続けるマルブツフジは、今回1番人気の支持を受けて1着と同タイムの4着。ま、めぐり合わせだなって感じ。1000万下ならいつでも勝ち上がれそうだし、未勝利戦で見せた走りはやはり本物だった感じ。ゆくゆくは平安Sあたりで花を咲かせてほしいところ。まずは着実に勝てる条件で勝ち上がり、成長を待ってあげたい。 富士Sに出走した2頭フジサイレンス・ニューベリーはともにまずまずの走りを見せながら8着と4着。重賞常連になってきたフジサイレンスだが、得意条件でこの走りだとシーズンオフのG3がやっとかなぁという感じ。年齢も年齢だし、あとは少しでも長く走り続けてほしい。それ以上にジジイのはずのニューベリー。こちらは重賞格というよりも、オープン大将のイメージが強いのかいつも人気が低い。それでも安定して掲示板に乗ってくる辺りさすがである。どこかで重賞制覇といけば嬉しいのだが。 ■前日、夜 今が前日の夜ということは、明日の昼は当日の昼ということ。本番ということ。今から緊張している。 ただ、がんばってほしい。相手関係云々じゃなく、がんばって力を出し切って、そして一番最初にゴールに飛び込んでくれれば、これ以上の幸せはない。 絶不調っぽいマルカキセキもついでに応援。立ち直るきっかけ掴んでほしいとこ。 |
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| 薬物騒動のまとめとマスメディアとしてのブログの役割への祈り |
| 2006.10.20.Fri / 04:08 |
| ■イプラトロピウムと今回の件の実情 イプラトロピウムがどんなものかってのは、前エントリの通りである。そしてそれがどういう風に使われているのかってのは
ということで、使われること自体は別に不思議なことでもないものだという話。 でも薬物検査では引っかかるからレースの何日前までしか使えないよって種類のもの。それが検査で引っかかったということはその何日前ってのを過ぎたのちも使ってしまったというケースか、もしくはちゃんと期日までしか使ってないのに体内に残ったまま当日を迎えてしまったというケースのどちらかだと思われる。 前者であれば陣営のミスとなり、後者であれば処方の許容期日を設定した獣医のミスorただ不運だった(今年のドバイWCで2着→失格となったブラスハットは陣営の主張によると別の薬物でこのケースになっちゃったっぽい)ということになる。 またイプラトロピウムに気管拡張効果があるということで、一度により多くの酸素摂取が可能となるため競走能力向上に繋がるのは事実のようだが、陣営はそれを期待してこの薬物を使用したというわけではないというのが主張らしい。当日に体内に残存していたのは事実だが、あくまでも残存していたというだけの話で気管拡張効果が残っているほどの状態でもなかったんじゃないかと。ってか、そんな効果が出るくらい直前に使ったら100%失格ってことくらいさすがに陣営も分かってるだろうし、凱旋門賞でディープインパクトがいつも以上の競走能力を発揮できる状況にあったというのは考えにくい。 ■結論 本来の意味でのドーピングとしての薬物投与ではなく、体調を整えるために投与した薬物がドーピング検査にひっかかってしまっただけ、というのが真実かと。 こういう話は人間の方でもちょいちょいある話。風邪ひいてしまったからと飲んでしまった風邪薬に入ってたものがドーピング検査にひっかかってしまっただとか、うっかりすぎるけどたまーに聞くような話。他にも例として、オリンピックの野球だったかで元近鉄の中村だったかがドーピング検査に引っかかるからと痛み止めも打たずに怪我の痛みに耐えて試合に出ていただとか、そういうのもあるわけで。ドーピング検査に引っかかるものがすべて不正的意味合いが強い種類のものとは限らない。 とにかく今回もドーピングとしての薬物投与が引っかかったわけじゃないというのが真実だと考えて良さそうだ。 ■なぜフランスでは禁止なのにJRAでは禁止じゃないのか これに疑問を持つ人も多いだろう。これについては結論から言えばJRAの甘さってことになるんだけどもね。 簡単に言うと、ヨーロッパでは体内に元々存在しない物質すべてが検査でアウトになるというルールで検査をしているが、JRAではリストアップしている薬物が検出されたらアウトになるというルールで検査しているってこと。完全に自然な状態でという決まりのヨーロッパに対して、日本は薬物ひとつひとつにアウトなのかセーフなのかの決まりを作ってるわけだ。 今回のイプラトロピウムは日本の競馬界ではまったく流通していない(人用の流通があるかは調べてない)ため、禁止薬物にするかどうかってのをそもそも判定していないから、JRAでは禁止じゃないというだけ。つまりは日本では許可しているわけじゃなく、禁止されていないということ。今後は他の呼吸器関連の薬物と一緒に禁止の方向にって話になっているようだが、この辺りの後手後手に回っている感がいかにも日本のお役所的で本当に泣ける。 ■今回の件の問題点 ということなんで、このままディープインパクトは凱旋門賞失格となってしまうだろうし、それは非常に残念なことではある。でもまあこれでひと段落ですねとはならないわけだ。競馬に触れている人たちにはこの事実はそのうち伝わるかもしれないけども、そうじゃない人たちにどう伝わるんだってのが問題なわけだ。 今回の問題点ってのは、須田鷹雄の日常・非日常にもあるように、あまり競馬に関わらない一般人にあれだけアピールしまくったディープインパクトの凱旋門賞挑戦で薬物検査に引っかかって失格ということが、正確に一般人に伝わらないままとなってしまうと非常にまずいってことなわけだ。 今後スポーツ新聞各紙だとかテレビのニュースだとかのマスメディアが、どういった形でどこまで正確に報道するのか、それに触れる人たちがどこまで正確に事実を把握するのか。ぼんやりと考えるだけでも相当にまずい感じがするってのは容易に想像できる。というか、今日のテレビの報道を見る限りじゃ、ここまで正確に把握もしないだろうし報道もしないだろうなってのは間違いない。 ・競馬(ディープインパクト) ・薬物検査にて禁止薬物検出 ・3着取り消し→失格 こうやってキーワードだけを並べて報道されたとして、一般人がそのキーワードによって今回の件を認識したら、『何が競馬のワールドカップだ』『しょせんはギャンブルか』『汚い世界だな』ってな印象を与えてしまうだろう。JRAが必死こいてアピールしまくったディープインパクトの身に起きたことだからこそ、笑えるくらい裏目に出て広く伝わってしまうわけだ。 そんな状況にもかかわらず、JRA理事長さんが簡単に汚点という言葉を使って今回の件をまとめてしまったから須田さんも激怒しまくってるわけだ。ってか、JRAが先頭に立って正確な事実をできるだけ広く伝えなアカンやん。自分で自分らの首しめてどうすんのよ。 ■ブログというツール ブログというツールが個人の情報発信として使われて、新たなマスメディアのひとつとして機能している! ってのはどっちかというと海外の話で、日本では更新が楽なウェブ日記orサイト的な位置に収まりつつあるのだが。それが別に悪いわけじゃないし、そういう使い方で魅力的なブログもあるにはあるがどこか残念だな、とかってのはまた別の話になるからここでは語らないけども。 日本ではマスメディアとして機能するのはまだまだ先(下手したら来ないかも……)だが、それでも一応この過疎ブログでもGoogle・Yahoo!などの検索サイトからの訪問者が無視できないくらいの数いるわけだ。凱旋門賞前後はディープインパクト関連で検索してくる人が多かったし、G1前はそれに関するキーワード(G1名・出走馬名)で検索してくる人がかなり増える(最近は夏場の3倍から4倍のユニーク数)。自分で検索してもブログが上位に引っかかることは多いし、速報の詳しい事情を知ろうと思う時にはブログ検索を使うこともあったりする(リテラシーがしっかりしているなら2ちゃんの方がはるかに使えたりするけど)。 そんなわけでブログによる個人の情報発信も情報収集の際に少しくらいは影響を与えている=このブログだって新たなマスメディアの末端くらいにはなっていると祈っている。そして既存メディアにはこの件に関して期待できない上に旗頭のJRAの泣ける発言ってのもある。 なもんで私もこんな時間だってのに更新してみたわけだが。願わくば正確な情報の伝達に成功してほしい。そのためにもできるだけ多くのブログで正確な情報を流していってほしい。日本競馬がこのまま衰退する可能性を少しでも低くするためにもね。ディープインパクトで少しくらいは注目を浴びている現状こそが正念場って言われるやつだろうから。 |
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| ディープインパクトから禁止薬物検出の報 追記あり |
| 2006.10.19.Thu / 18:06 |
| インパクトから禁止薬物:nikkansports.com というニュースが飛び込んできた。確定かどうか知らないけど、こいつはちょっとアレだねぇ。 臭化イプラトロピウムとは 禁止薬物一覧(2001年時点):競馬辞典参考資料 今回検出されたらしいイプラトロピウムという薬物は、気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫に基づく呼吸困難などの諸症状の緩解に用いられるとのこと。2001年辞典での禁止薬物一覧にイプラトロピウムの名はないのは、その後に追加されたということなのだろうか。日本では禁止されていないということなのだろうか。 追記:JRAでは禁止されていないみたいっすね。 イプラトロピウムが呼吸器関係に影響及ぼす薬物ってのは間違いないっぽい。ネーザルストリップが禁止されるくらいだから、呼吸器関係に影響与える系のものがアウトっぽいってのもわかる。だが、ディープインパクトがノド鳴りって話は聞いたこともない。 検査自体が間違っているかもとかいろいろとあるのだが、とりあえず現時点では何もわからないのでこの辺で。 ただ、黒だろうと白だろうと、ステートジャガー的不幸の可能性が……。シンジケートとかもろもろ大丈夫なんやろかなぁ。ってか、穿った見方してしまえば、こればれる前にシンジケート云々って噂とかされる可能性もあるわけだし。 あー、コレ大変なことなるんじゃね? |
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| ドリームパスポートの鞍上が横山典弘に決まった件について |
| 2006.10.17.Tue / 23:52 |
| 鞍上どうなると注目されていたドリームパスポートだったが、結局横山さんで決定。 ミレニアムウイングが抽選通れば高田くん、抽選落ちれば横山さんということだったので、どちらになろうとも心の準備は出来ていたが。やはりなんというか微妙な気持ち。 しかし高田くんはまた乗り替わりかぁ。 ドリームパスポートの鞍上をどんな顔して迎えればいいのか 夢ってのは勝ち取るもんだゼ! 勝ち取れなかったかぁ。 ま、正当な評価をすれば、春の2冠馬を差し切った神戸新聞杯の走りを見るに、菊花賞はチャンス充分と考えられるわけで。高田くんがドリームパスポートのことを一番知っているってのも事実だが。高田くんより横山さんの方が菊花賞(競馬)をよく知っているというのもまた事実。 心情的には高田くんに乗ってほしいという思いもあるのだが。ここは仕方ないかな、とも思う。神戸新聞杯がどうこうではなく、現時点での高田くんでは足りない、ということ。古い話をすれば柴田政人だとかもそういうことはあったわけで。最近では北村なんかがそれだ。 北村は藤沢さんとこの所属騎手として条件戦だとか前哨戦だとかでは騎乗機会を与えられても、本番や重賞では乗せてもらえず、厩舎の看板馬にはとてもじゃないが乗せてもらえずで何年もがんばってきた。それが昨年くらいから少しずつチャンスを多くもらえるようになってきて、今年はついに会心の騎乗で初G1制覇(ダンスインザムード)。今では関東若手の中では最も信頼の置ける騎手のひとりとなりつつある。 高田くんはまだまだ北村の域には達していない。チャンスが欲しいのならば、それは自分の力で掴み取るしかない。チャンスをもらうために結果を積み重ねて、もらったチャンスで結果を残して。それを繰り返して初めて信頼を獲得できる。今後の飛躍の糧になれば、と。 そんで横山さんだが。3年連続菊花賞2着。それ以外にもG1での2着は多数ある。ドリームパスポートの脚質と1頭強いのがいることをあわせて、2着付け決まったねってのがネタとして言われているものの、どう考えてもこれは鞍上強化なわけで。菊花賞制覇の期待感が高まってきたなぁ、と。 この3年の2着はリンカーン・ホウキパウェーブ・アドマイヤジャパンによるもの。それぞれそれなりの実力はあるものの、その後の成績や相手関係を見るによくやったと言える2着ばかりである。2着に持ってきているのは勝ち切れずのものではなく、腕で馬の力を引き出しての2着と考えて良い。 というか、豊に一極集中している日本競馬だからG1での2着が多いだけで、一昔前ならばここまで豊の独走を許すこともなくもっとG1勝利を積み上げていたことだろう。実力的には豊と双璧をなす日本を代表する騎手と言える。 この乗り替わり、完全に好材料。ただ、そろそろ鞍上固定してほしいかなぁ。 |
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| 第11回秋華賞:コイウタ |
| 2006.10.15.Sun / 14:48 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス 第11回秋華賞:フサイチパンドラ 第11回秋華賞:キストゥヘヴン 第11回秋華賞:ブルーメンブラット 第11回秋華賞:ソリッドプラチナム 第11回秋華賞:アサヒライジング てことで連動企画はアサヒライジングまでで終了。あとは個人的に挙げておきたい1頭を。このブログの存在意義にも云々。 ■コイウタ
オークス競走中止以来の実戦となる。春は主役の1頭の扱いだったものの、今回は完全に人気落ちしている。実力的には充分上位と思うのだが。 オークス以来の実戦が問題というよりは、予定が流動的だった中で結局トライアルを使えないままでここに来てしまったという過程に問題がある。また、調教も全体の時計が遅すぎる上に馬体重が大幅増ときては、この臨戦過程が予定通りのものではないというのは否定しようがない。 それでも出走馬中トップクラスのキレを持ち、上がり3Fの持ちタイムだけなら最上位に位置するくらい。上がり勝負ならばといったところなのだが、正直今回の出来では最後息切れするんじゃないかと。もし普通以上の状態に持ってきているならば、充分争覇圏内なのだが。状態を判断できる人じゃなければちょっと怖いと言えば怖い。 ただ、尋常じゃないくらい人気落ちしているので、押さえておくことだけって程度ならいいと思う。信頼してではなく、保険としての押さえで。 ま、ここで無理するよりは、来年のヴィクトリアマイルでの戴冠を目指して使ってほしいところ。東京コースならば現役牝馬ではそれほど引けを取らない自信がある。唯一怖い存在は来年現役を続けるかも分からないし、続けたところで出てくるかも微妙だから、来年のヴィクトリアマイルの本命は大体この馬で決定。あとは同じ父のオースミコスモ2代目みたいな感じになって長く活躍してくれればな、と。 |
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| 第11回秋華賞:アサヒライジング |
| 2006.10.15.Sun / 10:28 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス 第11回秋華賞:フサイチパンドラ 第11回秋華賞:キストゥヘヴン 第11回秋華賞:ブルーメンブラット 第11回秋華賞:ソリッドプラチナム 秋華賞ニックス的展望−4−ソリッドプラチナム、アサヒライジング:勝利のロジックとの連動云々。追いついた。やたー。 ■アサヒライジング
毎年恒例となりつつあるアメリカンオークスへの遠征を今年敢行したのがアサヒライジング。過去2頭と違いG1勝利の実績もないし、父がロイヤルタッチ母父がミナガワマンナという地味血統(父父サンデーサイレンスということで、向こうの人からすれば過去2頭と大して変わらない血統に見えただろうけど)、逃げ一手の不器用な脚質と、とにかくすべて総合して全然レース前に期待されなかったが、レースでは驚きの後方待機から日本馬としての面目を保つ2着と好走。今回はそれ以来の実戦となる。 単純にG1での成績のみを追っかけると5着→4着→3着→2着とだんだん成績を挙げていることから、春までの成長力は充分あったのは間違いない。ここは休み明けとなるものの、条件的にはこの馬にもちょうどいいもので、このまま1着で初G1となってもまったく驚けない。血統が血統だけにファンも多いのだが、馬券的にももっと人気になっていいんじゃないかと。なんかうまい具合にエアポケット入っちゃいました感に溢れるおいしい位置にいるんじゃないかと。 アメリカンオークスではまくって長い脚で2着に突っ込んできたものの、基本的には上がりにいい脚を使えるタイプではなく、テンから速いラップでも最後踏ん張れる牝馬にしては珍しいタイプ。これがもし化けるならオースミハルカとなれるのだが。 オークスでの3着もかなり厳しいラップを2番手追走から踏ん張ってのもので、秋華賞で想定されるラップでも充分力を発揮できるだろう。ただ、秋華賞では基本的に上がり3F上位となる脚が連対するために求められるので、馬券圏内に入るためには自分の力で中盤以降速めのラップを刻むことで後続に脚を使わせないといけない。実力的にはそれで争覇圏内なのだが、問題はそういったレースを自分で作ってくるかどうか。鞍上の乗り方次第で結果が大きく左右されるのではないかと思う。 普通にレースを運んだのでは、惜しいところで交わされて掲示板の端辺りという結果になってしまいそう。鞍上がこの馬の力を信じきって厳しいレースをするという前提でのヒモ候補。押さえておくくらいならちょうどいい人気になるっぽいし、忘れちゃいけない馬券のお供の代表となるだろう。 今後はここでのレースぶり次第だが、ホントにオースミハルカになれるかもしれない。この馬が作り出す厳しいラップのレースだと力を発揮しきれないというタイプの牝馬は多いので、今後の牝馬戦線で力を発揮してはヒモに人気薄を連れてくるというタイプになると予想。 |
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| 第11回秋華賞:ソリッドプラチナム |
| 2006.10.15.Sun / 09:42 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス 第11回秋華賞:フサイチパンドラ 第11回秋華賞:キストゥヘヴン 第11回秋華賞:ブルーメンブラット 秋華賞ニックス的展望−4−ソリッドプラチナム、アサヒライジング:勝利のロジックとの連動云々。あとちょっと。がんばれ自分。 ■ソリッドプラチナム
上がり勝負なら任せろの末脚を持ったステイゴールド産駒。古馬相手に重賞勝利した実績は評価しないわけにはいかないのだが。 この馬はなんといってもマーメイドSでの勝利が光る。古馬相手の重賞で勝利したからには、同世代相手のここでも実力的に引けを取らないという見方は間違いではないだろう。 ただ、マーメイドSはいくら牝馬限定戦と言っても、やや特殊なレースになっていたこともまた事実。テンからだらだらとトロいレースで、最後の上がり勝負となっていた。その中で斤量49kgというのはやはり有利になるわけで、そういったレースで勝ったからいきなり古馬相手に通用すると考えるのもまた危険。 ローズS・さわらび賞での敗戦や白百合Sであと一歩届かなかったことと、勝ち上がった500万下とマーメイドSで差し切れたことの違いは、もう単純にテンと道中のラップの違いと言い切れそう。どうもテンは速くないようで、末脚を生かすタイプであることも含めて序盤から道中はずっと脚をためるレースがこの馬の基本。そこで差し切るには致命的になるほどの差をつけられずに済むラップで流れてくれれば、最後の末脚だけは世代上位馬と比較しても互角どころか上回っていると言えるような存在。一言で言えば、展開に左右される追い込み馬の典型というわけだ。 秋華賞というレース自体はどうかと言えば、前半から速いラップを刻むパターンと後半速めのラップを刻み続けるパターンに分けられるわけで。前者となった場合はちょっと勝ち切るのは無理っぽい。ただ、後者であれば過去の好走歴を見ても4F11秒台が続くレースでも最後の1Fでラップを落とさず追い込んでこれるように、素晴らしい末脚を見せ付ける可能性は充分に考えられる。特にここ数年はそういうレースになっているので、もしかしたら頭まであるかもしれない。 ただ、前半速いラップを刻む展開でも、上がり1位を記録する馬は2着までやってきているように、追い込み馬は出番なしという展開はないんじゃないかと思う。特に末脚に自信があるこの馬は、どちらの展開になっても馬券圏内に突っ込んでくる可能性があるだろう。問題は自分よりいい脚を使える馬がいるかどうかだが、この馬も上がり1位を争う有力候補には違いないので本線に近いラインでのヒモ候補か。 それと夏前から父ステイゴールドの産駒が調子を上げているというのも気になる。もちろんソリッドプラチナムという個体が父の産駒の傾向に当てはまる馬なのかどうかというのは分からないのだが、父の産駒の全体的な成長曲線はダンスインザダークの一流馬に似たものであるんじゃないかと思う。そういう意味では、この馬も父の産駒の傾向通りであるという前提があった上で、春の勢力図を一気に塗り替えてしまう可能性を秘めている1頭ではないだろうか。 今後との付き合い方はとにかく今日のレース次第といったところ。成長をはっきりと感じられるようなレースを見せるならば、今後の牝馬限定重賞でも上位として考えるべきだろう。 |
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| 第11回秋華賞:ブルーメンブラット |
| 2006.10.15.Sun / 09:15 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス 第11回秋華賞:フサイチパンドラ 第11回秋華賞:キストゥヘヴン 秋華賞ニックス的展望−3−キストゥヘヴン、ブルーメンブラッド:勝利のロジックとの連動云々。どんどんいかなあかんねー。 ■ブルーメンブラット
春は王道路線に乗るにはちょっとだけ足らず、遠回りな道を進むことになった分だけちょい苦戦。しかし夏の間にしっかりとした力を見せてここに辿り着いた1頭で、春の時点からも一部では注目を浴びていた馬。 この馬が評価されているのは、前走の古馬混合1000万下でのレコード勝ちだろう。秋華賞のレベルは大体夏に古馬混合1000万下特別で勝利できれば争覇圏内ってくらいのもので、そこでレコード勝利を収めたからこれだけ一気に注目を浴びているのだろうが。でもそんなに興味そそられるほどじゃない気もする。 この大倉山特別だが時計自体はレコードだから評価してもいいし、前日の500万下での時計も大きく上回っているのは間違いないのだが、この2日間の時計を見る限りでは、この時の札幌の馬場は平均的な札幌の時計よりもちょっと速くなっているというのもまた事実である。 レースの内容もラップから見てみると、この距離にしてはテンが異常に遅く、その代わりに道中も淡々と同じようなラップを刻み続けている。最後にキレを見せて逃げ切っているものの、この馬はあくまでも自分のラップでレースを運んでいただけという感じ。それも能力の違いで前に出たというより、他がいかないから勝手に先頭に立っていただけに近い。そこでいつものように脚をためて、それをいつものように最後にスパートしたら、形式上は逃げ切りということになってしまっただけ、というようなレース。だから、逃げてペース作って押し切ってレコード! というような高評価は与えられないんじゃないかと。 ただ、クイーンSのようなテンから速めのラップを刻んでというレースを経験したのは強み。そのクイーンSではそのラップの中で位置を押し上げていったような馬が上位に入ったのに対して、ブルーメンブラット自身は逆に位置を下げながらのレースとなっている。そのスパートまでの位置取りの差の分だけ前から離されてしまったが、相手は歴戦の古馬である。条件馬ながら4角から盛り返して最後伸びているのは評価に値するだろう。 それではこの馬が秋華賞で通用するのかということになってくるのだが。クイーンSではハイラップで位置をじわりと下げていったこと、大倉山特別ではテンが遅かったのと道中淡々としたの展開を先頭で行ったことを見る限り、どんな展開でもほとんどペースに左右されずに自分のラップを守ってレースをするタイプな気もしてくる。秋華賞のラップはとにかくスピードがないと厳しい(もちろんスピードだけじゃ駄目だが)ので、それに対応するスピードは持っているのは間違いないのだが。自分のペースを崩したら惨敗しそうだし、守っていたら勝ち切れないような気がする。 スピードと能力の器は通用するはずなので、一応押さえという対象に挙げておいてよさそう。ただ、いかにも穴人気をしそうなタイプなので、そこまで旨みはない気がする。 |
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| 第11回秋華賞:キストゥヘヴン |
| 2006.10.15.Sun / 08:47 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス 第11回秋華賞:フサイチパンドラ 秋華賞ニックス的展望−3−キストゥヘヴン、ブルーメンブラッド:勝利のロジックとの連動云々。ちゃっちゃと午前中に済ませておきたいとこだけどねー。 ■キストゥヘヴン
極上のキレで桜花賞を制した女王。サンデーサイレンス産駒の中でも最も末脚のキレを受け継いだのが父のアドマイヤベガと言われるが、同馬もしっかりとそのキレ味は受け継いでいる。 桜花賞での素晴らしい末脚からは想像できない負け方をしたのがオークス。3,4角でじわり前と差を詰めたのは、そこで前がラップを落として13秒台に突入したから。前半は11秒台が続く厳しい流れで、そこで前と大きく差をつけられてしまったせいで、前がラップを落としたところである程度位置取りを押し上げなければならなかったのは、キレを身上とするこの馬にとってはつらかった。基本的にできるだけためてためて爆発させたいタイプ。 桜花賞、フラワーCでは前との差が挽回可能な程度であったのでなんとかなったのだが、秋華賞はテンから速いラップも想定される分、この馬にとっては厳しいレースになるか。 またセントライト記念では、テンがゆっくりながれたおかげで中団からレースが運べたのだが、その分前が後半1000mから12秒フラット辺りのラップを刻む展開。自身は通過順位を見てみる限り少しずつ順位を落としているので、このコンスタントに息の入れられない流れに付き合わずにあくまで自分のレースに徹したようだが、末脚も出走馬中1位の上がりともいかず、ためた割りには不満が残るレースだった。ただ、休み明けの分と牡馬混合戦であることを差っ引けば、牝馬としては充分合格点を与えられる結果ではあったが。 問題はここ数年の秋華賞が今年のセントライト記念と結構似たラップを刻むということで。そこでこれだけのレースしかできなかったこと、末脚勝負でも見劣りしたこと(秋華賞は上がり3F1位の馬の連対率が尋常じゃなく高いが、末脚勝負する馬は1頭くらいしか馬券に絡めない)を考慮すると、もう少し他に意識しておきたい馬はいるかなというのが本音だ。 それでも末脚勝負から1頭は馬券圏内に絶対くると言ってもいいくらいなので、連単系で高配当が望める代わりに手を広げてもいいって馬券を買うなら押さえの対象に入る感じか。 基本的には世代の中でクラシック時期には上位だった牝馬というのがこの馬の正しい評価で、古馬になって云々を期待できるタイプにも見えない。桜花賞のタイトルがこの馬を過剰に評価することに繋がりかねない感じで、人気の割りに……というタイプになってしまう可能性が高そうだ。 |
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| 第11回秋華賞:フサイチパンドラ |
| 2006.10.14.Sat / 22:39 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 第11回秋華賞:アドマイヤキッス はい続けざまに3頭目。秋華賞ニックス的展望−2−アドマイヤキッス、フサイチパンドラ:勝利のロジックとの連動云々。 ■フサイチパンドラ
桜花賞の惨敗はあるものの、G1で2度入着しているように決して侮れないタイプ。ただ、それ以外のレースでも不思議な負け方をしているところもあり、何よりオープンでの勝利がない辺りを考慮するに、スイートスポットが狭い上に実力的に最上位とは言えないタイプで。連複系馬券の軸にはできても連単馬券の頭に据えると怪我するタイプ。うまい付き合い方ができそうにないなら、最初から無視するのがいいかも。私は無視する派だ。 桜花賞では外枠からテンが速いのもあってなかなか前に出られず、道中から位置を押し上げ続けて最後はおつりがなくなって惨敗したが、レースラップと比較するに勝手に一人で厳しいレースをしてしまったのがよくなかっただけ。 フラワーCで厳しいラップを演出しながら最後に末脚勝負にかけたキストゥヘヴンに負けただけのレースや、全体的にタフさが求められる代わりにスピードを問う流れになったオークスではあわやの2着があるように、基本的には秋華賞で起こりやすい流れの方が、他馬との比較で相対的に上位に来ることが出来るタイプ。前走の最後突き放されたのも上がり勝負になったからで、そうなりにくい秋華賞なら先着を許した2頭とも勝負になる。 ただ、同じラップを得意とするカワカミプリンセスとの比較で下位になってしまうか。馬券的には手を出しづらいか。秋華賞はこのタイプの最上位1頭と上がり勝負タイプの最上位1頭の組み合わせでの決着が一番多く見られるパターンだけに。 もしカワカミプリンセスに先着することがるとするならば、ここ数年の後半1000mのタフなレースを乗り切るレースになった時じゃなく、ファビラスラフイン・テイエムオーシャンが勝った時のようにテンから速いラップで流れて、そこで先行できるようなスピードを問う展開で最後まで踏ん張れた時だろう。 最初に書いたように、基本的には難しいタイプなので惨敗の可能性というのが常にあるタイプで、馬券で付き合うにはあまり向いていないタイプ。買い続けるのかずっと買わないのかを先に決めてしまいたいところ。 |
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| 第11回秋華賞:アドマイヤキッス |
| 2006.10.14.Sat / 22:20 |
| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス 連動企画とか書くんじゃなかったと後悔しつつ。秋華賞ニックス的展望−2−アドマイヤキッス、フサイチパンドラ:勝利のロジックからまずアドマイヤキッスをば。 ■アドマイヤキッス
今年の牝馬クラシック路線の主役。おそらく秋華賞でも1番人気が予想される。なんつーか、初勝利が横山さんなのに休み明け出迎えたチューリップ賞から武豊って辺り、いかにもアドマイヤさんのクラシック候補って感じだが、そのままG1には届かずってパターンな気もする。ただ、重賞2勝の実績が示す通り、実力上位は間違いない。 重賞2勝は両方とも2着がシェルズレイで、脚質は全然違うもののペースへの適性は似たようなものってのは間違いないわけで。この馬が軸と考えるならシェルズレイも押さえなければならない。ただ、どっちか1頭を押さえるとなれば、対戦成績通りにアドマイヤキッスの方を押さえるだけでいいだろう。 桜花賞2着、オークス4着とどちらもそれなりに好走しているように、どういった展開であってもある程度上位に食い込んでくるくらいの実力を持っているというのは前提。その上でいかにも惜しかった桜花賞と、勝ち負けとはまったく関係ないところでの4着に終わったオークスのラップを見比べるに、厳しいラップを刻むよりは道中が緩んで最後の切れ味勝負になるような、いかにも牝馬的なレースの方により高い適性を見せているのが分かる(それはシェルズレイもね)。 それでは秋華賞がどういったレースになりやすいかということになるのだが、テンから1000m通過まで速いラップを刻み続けて最後まで踏ん張ることが求められるようなスピードを問われるレースか、後半1000mがずっと11秒台後半くらいの長く持続力ある脚を問われるレースかのどちらかになるのがほとんど。上がりだけで勝負するタイプのアドマイヤキッスのようなタイプでは1着まではちょっと厳しい。 しかし、過去10回を振り返って上がり3F1位だった馬が連対を外したのはティコティコタックの年のみで、出走馬中最高の上がりさえ使えれば連対まではいけるレースでもある。頭までは厳しいので、単式の頭じゃなければなんとか買える対象といったところか。 そうは言っても、この馬は34秒台の上がりを使ったのが1度のみで、出走馬中最速の上がりというのもあまり使えるわけでもなく。センスがいいってのが最大の長所でしかないので、ひょっとしたら2着までは厳しいんじゃないかって見方も出来るわけで。3連複だとか3連単の3着だとかに押さえるか、人気が予想されることからも思い切って無視するのが賢い勝負の仕方。 基本的には牝馬同士なら強く、牡馬混合戦には弱い典型的タイプと見ておけば、うまく付き合いができる分かりやすい馬だとは思う。 |
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| 第11回秋華賞:カワカミプリンセス |
| 2006.10.13.Fri / 16:37 |
| ■カワカミプリンセス かいちょの秋華賞ニックス的展望−1−カワカミプリンセス:勝利のロジックと連動企画を勝手に。てか、ホントはG1前恒例のをやろうと思ったけど、どの馬からやろうか決めかねていたから乗っかってしまえってだけなんだが。
今年のオークスを僅か4戦目で無敗で制覇した怪物牝馬さん。父はキングヘイローで、言わずと知れた超良血。母方にはシアトルスルー・セクレタリアトとアメリカ三冠馬の名も連なって、血統だけ見たらなんかもんの凄いことになっているが、馬名はあくまでカワカミプリンセス。 キャリアが4戦と浅く、オークス以来ぶっつけという臨戦過程からも、なかなかこの馬の姿が見えてこない。それでもオークス・スイートピーSを分析すると、この馬が世代最強クラスの1頭ということは間違いない。ただ、絶対的な最強ってわけでもないってのも分かるのだが。 スイートピーSでは道中緩んだペースからの直線瞬発力勝負となったところを、中団に位置して最後はすべて交わしきるレース。あまり瞬発力には自信がないのか、前を交わすまで非常に苦労した。それでもしぶとく長い脚でもって、最後の1Fで他馬がラップが落ちるところで一気に差し切ったレースは、牡馬顔負けの迫力ある末脚があることを証明している。 オークスは例年スローからの瞬発力勝負となることが多く、最後の1Fも失速しないまま駆け抜けることが多いのだが、今年はちょっと趣が違ったようでタフな流れから長い脚を求められるレースとなっていた。そういったレースには断然自信のあるカワカミプリンセスが結局勝利したのだが、これは逆に例年通りの流れであれば取りこぼしていたんじゃないかなぁと。 そんで秋華賞なのだが、例年桜花賞のペースで好成績を残すことができた馬の方が高い適性を見せるものなのだが、今年はラップを見る限り桜花賞とオークスが逆のレースになっていた感じ。そういう意味では、あまり相性がよくないオークスを勝利したカワカミプリンセスだが、秋華賞ではレースに高い適性を見せるかもしれない。もっと言えば、頭候補筆頭じゃないかと。 それに今年は引っ張る馬がちゃんといるので、道中も緩まないペースになりそう。そうなれば必然長い末脚が生きてくるもので、変な瞬発力勝負になりそうもないだけに、この馬を信じる価値は充分にあるんじゃないかと。 また、瞬発力勝負よりもタフな流れに高い適性を見せることからも、今後は牝馬重賞戦線で格下に苦戦するシーンは多く見られそう。逆に牡馬との混合戦に出走した際には、牝馬だからといって割り引きするのは危険。能力が云々ではなく、レースラップへの適性が牡馬との混合戦の方が向いているというか、牝馬にありがちな負け方は少ないんじゃないかと。 |
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| ダイタクリーヴァ産駒まとめ |
| 2006.10.13.Fri / 16:00 |
| ダイタクリーヴァ産駒一覧 ダイタクリーヴァ産駒についてこの辺でまとめ。手抜きすぎていただけに。 現時点で中央勝利を挙げているのはコアレスレーサーのみ。厩舎が地味なもんでピンと来ないところはあるが、血統から今年デビューの中では1,2を争う期待を背負っていた馬である。その期待に答えて中央初勝利を挙げたが、500万下でもすぐに通用しそうな良質のスピードを備えている。あとは脚質・距離の両面で自在性を見せることが出来れば、今後活躍の幅は大きく広がっていくのだが。 地方で勝利を挙げたスオウイノベート・ミルキープッチの両頭は、その後苦戦が続いている模様。どちらも2歳戦の早い段階での勝ち上がりということで、中央への道も模索されるっぽいのだが、ここは身の丈にあったレースを使って自身の力を出し切った成績を収めてほしいところ。しかしスオウイノベートの方にはどうしても大きな期待をかけてしまう。ゆくゆくは重賞戦線での活躍も、というのはひいき目かな。 中央では長女リラとダイタクリーヴァを継ぐ者としては最強の環境が揃っているコアレスリーヴァがすぐにでも勝ち上がりが出来そう。リラは早い段階で使い詰めにされた影響か、休養明けもピリッとしないレースだったが。すでにスピードは未勝利クラスで上位と証明しているだけに、何とか立て直してほしい。コアレスリーヴァの方は2着3着と2戦続けて馬券圏内。テキも生産牧場も父と同じで、同じ小林昌志氏所有馬の中でコアレスリーヴァの名を頂いたことからも、活躍は約束されたようなものだと信じている。個人的には一番応援していきたいと思っている。 その他にも中央にはゴールドリーヴァ、地方ではアンビリーバ・ポリール・ガッツマンが既デビュー組。どの産駒も苦戦が続いているが、まったく勝負にならないということはない様子で、いつかは勝ち星を挙げてくれるんじゃないかと希望を持って応援したいとこ。ちなみに今週はゴールドリーヴァが出走予定。 そして先日久々に中央に新規登録されたのがカンセイショウリ。母父キョウエイプロミスということだが、血統的にはまったくなんのイメージも湧かない。まあがんばれ。 なんとか最低でも年内にもう2頭くらいは勝ち上がってほしいところだが。1頭くらいは重賞で掲示板ってのも年内でやっといてもらわないと、パパが大変なことになっちゃう。奮起を期待。 |
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| ディープインパクトという旧時代の概念の終焉 |
| 2006.10.11.Wed / 14:49 |
| ■ディープインパクト引退 ディープインパクト号の引退について:JRAニュース ★★速報★★ディープインパクト、年内で引退との意向を表明:ラジオNIKKEI インパクト年内引退、社台SSで種牡馬に:nikkansports.com ディープインパクトが年内で引退−年内の出走レースは未定:SANSPO.COM ディープインパクトの引退が発表された。今日の午後に池江さんが記者会見を開くとのこと。 ディープインパクトは2004年12月にデビュー後、シンボリルドルフ以来史上2頭目の無敗の三冠馬に輝くなど日本競馬史上に残る活躍を見せてきた。2005年12月に有馬記念で初めて2着に敗れたものの、年明け以降は再び連勝街道をひた走り天皇賞・宝塚記念を制覇。先日日本調教馬として初の凱旋門賞制覇に挑んだが、僅差3着と惜敗。現在着地検疫を受けるため東京競馬場国際厩舎に入厩中。秋の天皇賞への参戦も噂される中での引退発表となった。なお、年内の出走レースに関しては現在のところ未定となっている。 ■雑感 現役最強馬クラスの馬であれば、秋初戦の前に年内での引退発表が行われるもの。確かに国内ではまだ秋になってレースをしていないものの、凱旋門賞前に発表がなかったことから来年も現役を続けるのではないかという噂も出ていたのだが。 凱旋門賞戦前から言われていたらしいのだが、凱旋門賞後に今後のことは決めるとかなんとかって話だったらしい。負けてしまったこと、今年のドバイWCで同じ金子馬主のカネヒキリが期待されながらも4着(上位馬の降着による繰り上がり)と敗れたこと、凱旋門賞前に引退・現役続行についてまったく発表がなかったことを含め、来年は海外でのキャンペーンでもするんじゃないかと思っていたのだが。なんか普通に4歳いっぱいでの引退ということで拍子抜け。 ま、王道中の王道を進んで日本代表という冠で凱旋門賞に出走したように、そのレースぶりとは対照的に究極のベタこそがディープインパクトのアイデンティティーだったりするので、引退という道を選ぶこと自体は別に不思議なことはなにもないのだが。ただなんと言うか、拍子抜け。 引退後も社台スタリオンステーションで種牡馬入りということで、なんつーか『あっそう』って感じになってしまった。結局ダーレーだとかクールモアだとかは、そこまで本気でディープインパクト争奪戦をするつもりじゃなかったのかな、とまで。最終的にはただの内弁慶(それどころか相手が弱かった故のパフォーマンスだったんじゃないかって疑いまである)という成績になってしまっているし、50億積んでまで買うつもりにもならないってのは分からなくもない。ただの内弁慶、それも極東の日本での内弁慶じゃ、海外でそこまで種牡馬価値が高くないってか。仕方ないけど。単純に金子さんと社台さんで話し合いがついていただけって可能性もあるか。 ■ディープインパクトという究極のベタ 今後も日本競馬からいろんな名馬が誕生するだろうが、ここまで究極のベタを踏襲してくれる馬が誕生するかって考えたら、もう2度とないかもなぁって思ったりもする。なんせ今更のように『凱旋門賞を勝つには3歳時に菊花賞とかじゃなくて凱旋門賞に向かうべき』って血管切れそうになりながら叫んでいる人間がこれだけ多いのだから。 ディープインパクトですら負けたのだからってことだろうが、お前らエルコンドルパサーをどんな顔して見ていたんだって思う。てか、マスコミもだけどエルコンドルパサーを過小評価しすぎだって。なんでないものみたいに扱われようとしてんだ。エルコンドルパサーとその陣営とが紡いだ物語・事象はもっと正当な評価をされるべきだろう。それがディープインパクトよりも強いとか凄いとかって話じゃなく。もっと正当に評価しろってんだ。 もちろんそれはまったく異なるものとしてそれぞれ高く評価すべき事象である。日本競馬界に生きる一人のホースマンとしての夢という事象としての究極がエルコンドルパサーであり、日本競馬界の代表としての夢という事象としての究極がディープインパクトなわけだ。そのどちらも高く評価されるべきものである。 だが頂点に届かなかった。それが今後の日本競馬に与えられた命題の鍵となる。だからこそ今後は究極のベタを踏襲できるだけの器がある馬こそ、究極のベタな道を進むことはなくなるんじゃないかって気もする。少なくとも凱旋門賞制覇を日本調教馬が成し遂げるその日までは。 ■日本競馬 かつて日本競馬にはシンザンを越えろというスローガンがあった。それを終わらせたのがシンボリルドルフという優駿だった。だが、そのシンボリルドルフがアメリカ遠征初戦でレース中の故障で大敗したことにより、その数年前から高まりつつあった世界に通用する馬作りというスローガンが日本競馬の新たな命題となった。 その後しばらくは海外遠征熱は収まってしまったが(ギャロップダイナ・シリウスシンボリなど一部オーナーブリーダーによる挑戦はあった)、フジヤマケンザンの歴史的偉業をきっかけに再び世界に羽ばたき始めた日本競馬。シーキングザパール・タイキシャトルが道を拓き、エルコンドルパサーが世界に最も近づいたのが1999年のこと。 それから7年。かつてのシンボリルドルフのように、日本競馬の大きな転換期を語る上でこれ以上ない存在だったのがディープインパクトなのだ。できることならば、凱旋門賞初制覇という形でその歴史に名を残してほしかったのだが。図らずも究極のベタの限界という形で名を残すことになってしまった。 ■残された時間 あと3ヶ月弱で2006年も終わる。ディープインパクトとともにひとつの究極に達した1年が終わる。もしかしたらディープインパクトは古い概念での日本競馬を代表する最後の名馬となってしまうのかもしれない。だからこそ残りの現役生活、しっかりとこの目に焼き付けておきたい。この時代を懐かしいと感じる日は、すぐそこに迫ってきているのだから。 そして現クラシック世代であるメイショウサムソン・ドリームパスポートといった馬たちは、新たに訪れる日本競馬の礎となるためにも、旧時代の概念の権化ディープインパクトとの対戦で不甲斐ない姿は見せるわけにはいかない。特にドリームパスポートはサンデーサイレンス直孫としてサンデーサイレンス直仔のディープインパクトとの対戦が大きな意味を持つものとなるかもしれない。 ■一言でまとめると いやぁ、競馬って、本当にいいものですね。 |
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| 忘れ去られた世代 |
| 2006.10.08.Sun / 16:53 |
| 東西で天皇賞の前哨戦。今年は大混戦だとか低レベルだとか言われているが。前哨戦はなかなかどうして。 ■京都大賞典 今日は回ってくるだけでいいよと思っていた愛しのスイープトウショウが凄い脚で内から突き抜けた。いやぁ、やっぱりこの馬は強いねぇ。史上最強牝馬と呼ぶことに抵抗はないねぇ。 メンバーはそこまで厚くもないが、2000m以上の別定重賞を勝つってのはそうあるもんじゃない。この京都大賞典での勝利といえばヒシアマゾンの圧勝が思い出されるが、少なくともそれクラスの強さを持っていることは間違いない。 自身の上がりが32.8秒という極限の瞬発力勝負となったが、最後方追走ではなく道中は中団追走からうまくインを突いての勝利。休み明けには弱く、常に最後方追走のレースぶりからもスローの瞬発力勝負では取りこぼしも多いタイプなのだが、この11ヶ月ぶりの実戦で道中行きたがるそぶりを見せながらの勝利。ちょっとこのメンバーでは実力が抜けていた感じ。 これで春に対戦するチャンスが得られなかったディープインパクト・ハーツクライとの対戦が楽しみになってきた。両方まとめて外からぶっこ抜く可能性を持った唯一の現役馬。そこに3歳馬も加わっての戦いとなれば、この秋が本当に楽しみになってきた。 ■毎日王冠 こちらはマイルから中距離で実力を見せるダイワメジャー・ダンスインザムードの2頭で決着。京都大賞典の1,3着スイープトウショウ・トウショウナイトと同じく5歳世代が東西重賞で主役世代と名乗りを上げた。 スロー気味の展開から速い上がりで前につけた2頭が押し切った形だが、展開の助けだけではなく実力で押し切った感。主役キングカメハメハが早々と種牡馬入りしてから上の世代に押され気味だった5歳世代だが、ハーツクライが大きく羽ばたいてからコスモバルクの活躍などを含めて、少しずつだが世代の層の厚さを見せ付けている。 その分というかなんというか、本来なら主役に躍り出なければならない4歳世代が、ディープインパクト以外がちょっと不甲斐ない感じ。今日もインティライミが1番人気に推されながら直線失速。それ以外の馬にいたってはまともにレースに出走もできず引退の道。コンゴウリキシオーが少しだけがんばっている程度か。 ここに参戦した3歳世代はロジックが不甲斐ない失速をしたものの(スロー苦手?)、世代最強の呼び声もあるマルカシェンクが4着と健闘、サクラメガワンダーも着順は奮わなかったものの上がりは34.0秒と剛脚を見せ付けていた。いきなり主役とはいかないかもしれないが、楽しみな世代だと印象付けることには成功したか。 誰もいなくなったかと思われていた天皇賞だが、案外面白そうな感じになってきたかもしれない。4歳世代がもう少しがんばってくれればもっといいのだが。 |
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| ディープインパクトが敗れたことがこんなにも残念な理由。 |
| 2006.10.05.Thu / 04:28 |
| 正式にタイムが2.26.7に訂正された模様。 ■収まらない想い 書いても書いても収まらない。なんでこんなに悔しいのか。 ディープインパクトでさえ勝てなかったから、ではなく、ディープインパクトだからこそ勝ってほしかったし勝つことに意味があったのに勝てなかったから、だろう。 ■願い 後ろから行けば勝っていただとか、長期滞在すれば勝てていただとか、前哨戦を使えばよかっただとか、3歳時に行くべきだったとか、そういうのはどうでもいいこと。エルコンドルパサーが2着したあの日から、日本馬だって勝負になるということは分かっていたことだし、ステイゴールド・エイシンプレストン・アイポッパーなどが海外で活躍する姿からも、適性のある馬が数打ちゃいつかは届くものってことも分かっていた。 今回の遠征はそういうものとは別の位置にあるものだった。ディープインパクトに期待されていたものは、そういうものではなかった。日本馬が凱旋門賞を制覇するということがテーマだったのではない。ディープインパクトという馬が、ディープインパクトを含む現象が、ディープインパクトという馬を生み出した日本競馬が、初めて凱旋門賞に挑むという戦いだったのだ。 だからこそ勝ってほしかったし、だからこそ敗れたことがこんなにも悔しい。 ■ディープインパクトの背景 父にサンデーサイレンスという日本競馬躍進を様々な側面から支えた偉大なる種牡馬。母のウインドインハーヘアは海外で現役生活を送った馬ながらも、明らかにサンデーサイレンスを配合するために持ち込まれた牝馬である。母の購入にかかった費用も社台グループがサンデーサイレンスのおかげで手にしたものだ。そういう経緯で配合されて誕生したディープインパクトの鞍上に控えるは、日本が唯一世界に誇れる騎手である武豊。 デビューから無敗で3冠を制し、有馬記念での敗戦はあるものの、古馬となってからは無人の野を行くかのような圧倒的な強さで日本最強馬として君臨し、名実ともに日本代表として相応しい馬となって迎えた4歳秋に世界最高峰の代名詞である凱旋門賞に出走する。陣営はすべて日本のままで、すべてがディープインパクトのやり方で、本番まで何の問題もなくやってきた。 日本競馬で考えられるほぼ最高のものを揃えた存在であり、まさに日本競馬が世界に誇るべき最高傑作だったのだ。そんな馬が一切のまじりっけなしのまま、純粋にその姿のまま世界に戦いを挑んだ。 そしてディープインパクトという馬は、勝つためには充分な力をちゃんと持っていたのだ。敗れたあのレースを見ても、あのメンバーならば100回やれば一番勝つ回数が多いのがディープインパクトかもしれないくらい。決して実力が足らなかったわけではない。 それなのに、負けてしまったのだ。 もうこれだけの条件は整わないかもしれない。これだけまじりっけない日本代表で戦いを挑むことはできないかもしれない。 それなのに、負けてしまったのだ。 ■将来 いずれ日本馬は凱旋門賞を制することだろう。それがどんな馬かは分からない。来年ディープインパクトがあっさり勝つかもしれない。メイショウサムソンやドリームパスポートかもしれない。来年3歳でニードルポイントやコアレスレーサーが勝利するかもしれない。もしかしたらもっと時間はかかるかもしれない。 だが、そのうち日本馬は凱旋門賞を制覇して、日本競馬ももっと世界から認められる日がやってくるに違いない。だからディープインパクトでさえ勝てなかったという悲観はない。 ■ただ哀しいのは 凱旋門賞を初めて制覇する日本馬が、4歳秋時点でのディープインパクトではなかった。私が哀しいのはただそれだけのこと。収まらない想いがあるのは、それが理由。 残念だった。 |
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