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 ネットでPOG。適当に選んで適当に。

 昨年はkeiba@niftyのnetPOGに参加していたんだが。まったくもってお寒い空気状態。

アルティマトゥーレ
 3戦【2?0?0?1】 1730pt
 父:フジキセキ
 母:エアトゥーレ(父:トニービン)


コアレスリーヴァ
 12戦【1?1?2?8】 1470pt
 父:ダイタクリーヴァ
 母:ダイタクルテミス(父:アスワン)


ニードルポイント
 6戦【2?0?0?4】 1260pt
 父:フジキセキ
 母:ヒシシルバーメイド(父:Silver Deputy)


ファルカタリア
 2戦【1?1?0?0】 800pt
 父:フジキセキ
 母:ドライアッド(父:トニービン)


ルアシェイア
 6戦【0?1?2?3】 725pt
 父:フジキセキ
 母:ファレノプシス(父:ブライアンズタイム)


ダイワチャーム
 3戦【0?1?2?0】 540pt
 父:フジキセキ
 母:エグズマキー(父:Pleasant Colony)


ワーキングウーマン
 3戦【1?0?0?2】 530pt
 父:フジキセキ
 母:ワーキングイオン(父:ジェイドロバリー)


リラ
 8戦【0?1?0?7】 345pt
 父:ダイタクリーヴァ
 母:スピードアクセス(父:ハギノカムイオー)


ヴィヴァルディ
 1戦【0?1?0?0】 290pt
 父:フジキセキ
 母:スプリングチケット(父:トニービン)


メガリス
 3戦【0?0?0ー3】 105pt
 父:フジキセキ
 母:メヤディーニ(父:Mr.Prospector)



 全部足して7795ptの3326位というおっそろしい成績。4500人くらいの参加だったはずだが。これは酷い。500万下を突破したのが2頭じゃ話にならない。

 というか、ヴィヴァルディの屈腱炎とアルティマトゥーレが出走数少なかったのがすべて。クラシックはこの馬たちでなんて考えていただけに、ここがダメだともうどうしようも。ヴィヴァルディは帰厩しているようで、近々出走とのことで今後が楽しみだが。

 しかしこの縛り(フジキセキ・ダイタクリーヴァ産駒のみ)で半分の5頭が勝ち上がり、未勝利馬も2着したのが4頭もいる。残る1頭も掲示板には載ってるわけで、モノは言いようって感に溢れるがそんなに悪い成績でもないように見えなくもない。



 んで今年。今年は更にあと2箇所。netkeibaPOGPOG広場に参加。全部同じ馬で行く。

クーノキセキ
 父:フジキセキ
 母:ビルアンドクー(父:ジェイドロバリー)


クリフクライマー
 父:フジキセキ
 母:オーバーザウォール(父:ドクターデヴィアス)


サイアーエフェクト
 父:フジキセキ
 母:アンティーケリー(父:Polish Precedent)


ダイワディーク
 父:フジキセキ
 母:シルバーコースト(父:Silver Deputy)


タマモナイスプレイ
 父:フジキセキ
 母:ホットプレイ(父:ノーザンテースト)


ナリタダイコク
 父:フジキセキ
 母:タニノホロホロ(父:トニービン)


ファイアレッド
 父:フジキセキ
 母:レッドクローシュ(父:トニービン)


マーシフルフェイト
 父:フジキセキ
 母:プレイン(父:ジェイドロバリー)


マルチメトリック
 父:フジキセキ
 母:ロングオペラ(父:オペラハウス)


ムービーハウス
 父:フジキセキ
 母:ムービースクリーン(父:トニービン)



 徹底的にフジキセキ産駒。馬体とか評判とかほとんど見てない(というかこの時期フジキセキ産駒の評判はほとんど出てこないんだが)。netkeibaで1頭ずつ血統を眺めて決めていった。

 ま、気付いたら牝馬2頭しかいないってのはご愛嬌で。2歳戦は牝馬の方が圧倒的に成績がいいってのも知ってたけど気にしない。活躍馬が出ている血統に寄せて毛色も気にしつつ厩舎も気にしつつで決定。

 おそらく今年も空気だ。
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■フジキセキ通信・5月27日号
2場開催8頭出走【0?1?0?2?5】

・中京(4頭出走【0?1?0?0?3】)
スウィフトレディー_1R 3歳未勝利 芝2000 54 和田 竜二____18着
シルヴァーピーク__2R 3歳未勝利 芝1200 54 佐藤 哲三____2着
アドマイヤシード__3R 3歳未勝利 ダ1700 56 芹沢 純一____7着
カネトシアーネスト_8R 4歳上500万下 芝1800 54 田村 太雅___13着

・東京(4頭出走【0?0?0?2?2】)
ヒシインパラ____3R 3歳未勝利 芝1600 54 藤岡 佑介____9着
ダイワジェラート__4R 3歳未勝利 芝1800 54 藤田 伸二____4着
ゴールデンダリア__10R 東京優駿 芝2400 57 柴田 善臣_____6着
チョウカイキセキ__11R 富嶽賞 ダ1400 57 横山 典弘______4着

 8頭出走と全体的には静かな感じ。勝ち馬もなしで遅いデビューを迎えた1頭が2着と気を吐いてくれた。

 デビューが遅くなったがシルヴァーピークは簡単に勝ち上がってくれそう。先々ではまだまだ分からないが、ニックスと一般的に言われるようになってきた母父トニービンの配合ということで期待感だけはある。


 して。ダービー。ゲートはタイミングが合っていたが最初の一歩目でバランスを崩してしまった。そこで外から押し寄せてきて……気付けば後方2番手。おまけに先行してペースを左右するはずのヴィクトリーが出遅れ。これで全て終わった。あのペースであの位置取りでは経済コースも何もない。ウオッカがつけた位置くらいを想定していたのだが……。

 ラップの運びもちょうど悪い感じに。向こう正面入ったところで12秒台前半を刻んだ後にまたラップが12秒台後半を刻んでしまい、前が随分と楽になってしまった。これで前が残ることが決定的、すでに勝負圏外の位置取りに。それでも3?4角で位置を押し上げて前との差を詰めにかかったが、そこで他の馬より脚を使った分だけ上がり3Fは33.5秒まで。位置取りがうまくいって4角を脚をためながら回れたら=ウオッカの位置取りができたなら、勝てたとまでは言わないが勝負に加わることができていたはず。

 おそらくだがゴールデンダリア自身は上がり4Fでは45秒ちょうどくらいの脚を使ったんじゃないかと。いくらなんでも無理をさせすぎだ。結果論になるが、こんなレースをさせてしまうくらいなら回避でも……とまで思ってしまうくらい。秋へ向けてダメージを残したままなんてことになりかねない。

 デビューが遅れて年明けにずれ込み、最近までソエに悩まされていたくらいの馬。体質面はまだまだ完成には程遠く馬体重も減り続けていた。調教もビッシリ追うことはできていない。そんな中でのこれだけのダメージが残るレース。秋にレースに出て来れなくても驚かない。というかむしろ秋全休でもいいからちゃんとダメージを抜いてほしい。もうドリームパスポートのようなことが起きてほしくない。

 でもまあなんだかんだ言ったけど。よくがんばってくれた、ありがとうゴールデンダリア
【日本ダービー】(東京)?レース後のコメント
■フジキセキ通信・5月26日号
2場開催13頭出走【1-1-1-1-8】

・中京(3頭出走【0-0-1-0-2】)
アメジストリング__5R 3歳500万下 芝1800 54 福永 祐一___3着
フミノウインダム__8R 4歳上500万下 芝1200 57 武 幸四郎___5着
トーアセンヒメ___12R 4歳上1000万下 ダ1700 55 熊沢 重文___9着

・東京(10頭出走【1-1-0-1-7】)
ディオンローズ___1R 3歳未勝利 ダ1600 54 鮫島 良太____12着
トーアミッシェル__1R 3歳未勝利 ダ1600 51 田中 博康____4着
スイートスティッチ_3R 3歳未勝利 芝2300 54 郷原 洋司____11着
アリマエンプレス__5R 3歳未勝利 ダ1400 51 的場 勇人____10着
オレンジスムージー_6R 3歳500万下 ダ1600 53 大野 拓弥____10着
ジャドール_____6R 3歳500万下 ダ1600 54 横山 典弘____1着
ダンディズム____11R 欅S ダ1400 56 後藤 浩輝_______5着
ヴンダー______12R 4歳上1000万下 ダ1600 57 横山 典弘___6着
クレヨンルージュ__12R 4歳上1000万下 ダ1600 55 後藤 浩輝___7着
メジロラルゴ____12R 4歳上1000万下 ダ1600 55 武士沢 友治__2着


 13頭と2場開催にしてはまずまずの頭数で、3頭が馬券に絡んでくれた。

 ここはさすがに確勝と思われたジャドールが苦戦したもののなんとか1着。ちょっと今日のレースは案外だったというか、こんなもんじゃないだろと思ったというか。これじゃ1000万下で古馬相手は厳しいなぁと。前走のレベルの高い500万下でコマンドールクロス相手にタイム差なしで2着したのが本物だと思っているが。あの姿の方が本物ならば1000万下もなんとかなると思う。

 降級前にもうひとつといきたかったメジロラルゴだったが2着まで。ま、前は離れていたんで惜しいってのもないが。ちょっと悔しいは悔しい。

 オープンに昇級して初のレースとなったダンディズムはレコード決着のレースで1秒差の5着。2着とは0.3秒差ということで、オープン初戦としてはまずまず、オープンでもやれるメドは立った感じか。まだまだ重賞でどうのこうのは言えないが、1年以上の長期休養を挟んでいるだけに年齢の割りにキャリアが浅く上積みも望めそうなだけに期待も大きい。まずはオープン特別で1勝を。
■ダイタクリーヴァ通信・5月26日号

・東京
ベニバナ______2R 3歳未勝利 芝1400 56 石橋 脩_____7着

 名前はカワイイけどデビュー戦は一息。1.1秒差ならまったくダメってわけでもなさそうだしがんばれ。
第74回東京優駿・皐月賞の復習
第74回東京優駿・フサイチホウオー
第74回東京優駿・アドマイヤオーラ
第74回東京優駿・ヒラボクロイヤル
第74回東京優駿・タスカータソルテ

 今日もなんとか3頭ほど。当日までにあと2頭くらいと考えるが妥当かなぁ。ほんでもってこの馬については少々ファンのひいき目が入ってる可能性あるんでアテにしないように。


■ゴールデンダリア

ゴールデンダリア
 牡3 栗毛 2004年5月4日生
 父:フジキセキ
 母:ナイストレビアン(父:ノーザンテースト) 
 戦績5戦[3-1-1-0]
 1着:プリンシパルSOP
 2着:特になし
 3着:特になし


 ノーザンテースト最後の大物(笑)だとかプリンシパルSの勝ち馬(笑)とか関東の秘密兵器(笑)とか色々と言われているが、今年のダービー最大の伏兵。なんせ一線級との対戦がなく力関係が一番分かりにくい馬だから。

 栗毛ということでノーザンテースト最後の大物とか言われるのだが、あまり知られていないが実はフジキセキ産駒で獲得賞金トップ10のうちカネヒキリ・ダイタクリーヴァ・テンシノキセキ・コイウタ・タマモホットプレイ・マルカキセキと6頭が栗毛(コイウタは栃栗毛)で、フジキセキ産駒の大物には栗毛が多い説が密かにあったりする。傾向と呼ぶのもおこがましい程度の話だがゴールデンダリアが栗毛というのもファンからすれば期待感溢れる話なのだ。

 関東の秘密兵器(笑)というのも関西の秘密兵器(笑)と言われダービー馬になったフサイチコンコルドのような存在もあるので気にしない。てかコレは何の理由もなく雰囲気での呼称でしかないし、気にする方がアホってもんだ。

 そして最大の要所であるプリンシパルSの勝ち馬(笑)という部分。確かにダービーの前哨戦でプリンシパルSだけが飛び抜けてダービーに繋がっていないという過去のデータは残っている。だが、そもそもプリンシパルSがダービーに繋がらない最大の理由は、1週前に青葉賞という本番と同じ条件のトライアルが関東にあり、関西馬には関西で京都新聞杯というG3の前哨戦があるためで、有力馬であればあるほどわざわざ本番までの間隔が詰まってしまうプリンシパルSに出走してこないから。出走馬に本番でも期待されているような有力馬がいないのだから、本番での成績がふるわないのも当たり前の話だ。

 それではそんなレースに出走してきたゴールデンダリアも期待できないんじゃないかという話になりそうだが、この馬の場合は関東馬でかつ500万下を勝ち上がったのが青葉賞の2週前だったことが理由で、青葉賞でも京都新聞杯でもなくプリンシパルSを選んだというだけの話。もっと早く500万下を勝ち上がれていれば青葉賞を選んでいた可能性は充分あるだろうし、関西所属なら京都新聞杯に回っていた可能性は高い。それでプリンシパルSを選んだだけと考えれば、他のプリンシパルS出走馬と同列に論じるのは危険ということは分かってもらえるだろう(っつーか昨年のスイートピーSとかあんだろって言えば話が速い)。

 デビュー戦から34秒台の末脚を使い続けてトライアルに辿り着いたわけだが、出世が遅かったのもあり一線級との比較が難しいところ。だがそのトライアルの内容が他のトライアルと比較しても非常にいい内容だった。

 2F目から11.6-11.8-11.5と速いラップを並んだ前半を離れた5番手追走、中盤も12.7-12.6と12秒台後半のラップは2度だけ。更には上がり4Fが12.1-11.2-11.5-11.9と12秒台前半1回・11秒台後半2回・11秒代前半1回とまとまっているにも関わらず、4番手から持ったままで抜け出したプラテアードを軽く交わして1馬身3/4差をつけての快勝。これは非常に内容の濃いラップだ。

 ヒラボクロイヤル・タスカータソルテの項でも書いたように、ダービーでは中盤で12秒台後半を刻むのは向こう正面で1,2度くらいのもの。それでいて上がりが12秒台前半以下のラップで上がり4Fをまとめることが求められる本番に対して、プリンシパルSはそのリハーサルとしてこれ以上ないラップを刻んでのレースだったわけだ。

 また、ゴールデンダリアは本番で中団からやや後ろ目に位置することが想定されるが、その点を考えてもプリンシパルSの最後1Fが11秒台でまとめたことは高く評価できる部分。府中の長い直線では最後の1Fで先頭が入れ替わってしまうことが容易に想像できる。前が踏ん張って12秒台を刻んできても11秒台の脚を使えれば最後の最後で交わすというシナリオを夢見ることができる。

 前哨戦での勝ち馬3頭の中で、最も本番に繋がるレースができたのはプリンシパルS勝ち馬ゴールデンダリア。それでいて例年通り人気はヒラボクロイヤル・タスカータソルテよりも下が想定されるのだから、前哨戦組の中では一番旨みがあるのは間違いない。実際にフサイチホウオー相手にどこまでできるのかは走ってみないと分からないが、期待値と「分からない」の夢の大きさならこの馬を選ぶのが面白い。

 ここまでの5戦で最も内容の濃いレースだったプリンシパルSで初の33秒台の脚を繰り出したのだから、充実度・上昇度も文句なしだろう。もちろんコース適性も心配はない。ただ、相変わらず気にしているらしいソエとデビュー以来減り続けている馬体重(親父はデビューから4戦で36kgも増えたのに)だけが気になる。当日の状態面だけが鍵か。

 もちろんダービーで終わる馬ではなく、秋以降にこそ大きな期待がかかるのは言うまでもない。
第74回東京優駿・皐月賞の復習
第74回東京優駿・フサイチホウオー
第74回東京優駿・アドマイヤオーラ
第74回東京優駿・ヒラボクロイヤル

 平日にこれだけ更新するのっていつ以来なんだろうと思いつつ、やっぱりダービーはテンションが上がるというか楽しいなぁと。それがフジキセキ産駒が出走しているからってのもあるのかないのか分からないけど、今後はまた競馬を広く眺めてみてもいいかなぁって気分になりつつ。


■タスカータソルテ

タスカータソルテ
 牡3 黒鹿毛 2004年5月20日生
 父:ジャングルポケット
 母:ブリリアントカット(父:ノーザンテースト)
 6戦[3-0-0-3]
 1着:京都新聞杯G3
 2着:なし
 3着:なし


 ジャングルポケットが送り出す2頭目。前身京都4歳特別時代から見ても京都新聞杯もまたダービー連対馬を送り出してきた重要なトライアルで、今年の勝ち馬も一応見ておく。

 前走での勝利は個人的には驚きだった。弥生賞と毎日杯で完全に化けの皮がはがれてしまったという典型だと思っていたのだが。正直重賞戦線に顔を出してくる器じゃないんだろうと思い込んでいた。

 京都新聞杯での勝利は相手関係が軽くなったこともあるが、それにしても1着まで来たことを考えるに弥生賞と毎日杯が本当の姿ではなかったと結論付けるのがよさそうだ。前走での姿がこの馬の本当の姿なのだろう。

 ここで問題にすべきは本番で本当の姿を見せることができるかどうか、また本当の姿を見せたところで勝負になるのかどうかという2点。

 弥生賞と毎日杯での惨敗と京都新聞杯の違い。これが競馬場の違い=坂の得手不得手やコースの広さの違いによるものだとすれば、東京コースが力を発揮できる条件でも不思議ない。東京コースは本番で初経験の形になりデータが少ないので積極的に結論付けることはできないものの、力が発揮できても不思議ないと考えるくらいなら問題ないか。

 それでは本当の姿でダービーを走った時に通用するのかどうか。京都新聞杯では上がり4Fが12.1-11.3-11.8-12.2で、12秒台前半2回・11秒台後半1回・11秒台前半1回と4Fに渡って長く脚を使いつつ1Fだけ11秒台前半が入っている形となったところを、中団後ろにつけて差し切っているというのはいかにもダービーに向いた脚を使えそうで好感が持てる。上がり3Fでまだ33秒台を記録したことがないだけに、より瞬発力勝負になってしまうと不安が残るものの基本的には勝負圏内と言えるだけの脚を持っていると考えられる。

 しかし、その東京新聞杯も道中のラップがやや評価を下げてしまう要因になる。青葉賞と違い13秒台を刻んだところこそないものの、3F目から落ち着いて12.5-12.7-12.5-12.9-12.7と12秒台後半を5Fに渡って刻んでいる。オークスなら2角付近でペースがグッと落ちて12秒台後半が道中何度も刻まれることはあるのだが、同じ東京2400mでもダービーでは向こう正面で12秒台後半に落ちることはあっても2角付近でオークスほどペースの落ち着きがないことが多い。少なくとも12秒台後半が5Fに渡って連続して刻まれるような落ち着いたラップになることは殆どない。

 タスカータソルテが京都新聞杯と同じラップを刻んでいるようだと、勝負どころですでに前は届かないほど遠くに行ってしまう形になるだけ。それでは最後の追い込みにかけて漁夫の利を狙う形しかなくなってしまうわけで。そうなった時には33秒台の脚を見せたことがないだけに期待が薄くなってしまう。だからと言ってダービーのラップにあわせてしまうと、京都新聞杯と同様の脚が使えるかどうかは分からないわけで。

 積極的に消せる要素こそ少ないものの、ヒラボクロイヤルとの比較ではまだタスカータソルテの方が「分からない」と言える部分が多いだけに馬券対象に推せるといったところか。鞍上が豊に替わる分だけ勝利に近づいた&人気的に旨みが減ったと相反する要素も持っているだけになんとも扱いにくいところ。印で表せば「△」の1頭というところか。遅生まれの分だけもう少し先を見てみたい気もする1頭で、ダービーで馬券を狙う馬でもないようにも思えるが……。
第74回東京優駿・皐月賞の復習
第74回東京優駿・フサイチホウオー
第74回東京優駿・アドマイヤオーラ

 編集中のやつがひとつ消えて(ダービーと無関係)とんでもなく凹んでいる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。当日は天気もよくダービーらしい熱い一日になりそうですね。もちろん私は馬券を握らずゴールデンダリアを応援するつもりです。


■ヒラボクロイヤル

ヒラボクロイヤル
 牡3 黒鹿毛 2004年3月15日生
 父:タニノギムレット
 母:マーズヴァイオレット(父:Mr.Prospector)
 戦績:10戦[3-5-1-1]
 1着:青葉賞G3
 2着:毎日杯G3
 3着:特になし


 少しだけシンボリクリスエスな戦績でここに臨んできたタニノギムレット産駒。同父の産駒が複数頭この舞台へと歩を進めてきたが、ローテーション的に最も期待感あるのはこの馬とされるのではないだろうか。

 青葉賞ではダービーでよく見られる後ろから差し切る形で勝利。青葉賞自体がここ最近では本番へ直結しているところがあり、すでに実績のある上位人気に続く4,5番人気が予想される。

 しかし青葉賞のラップを見ると今年はさほど本番で期待感があるようなものでもなかったのも事実。4F目から9F目にかけて12.6-12.5-12.4-13.0-13.0-12.4とゆったりとしたラップを刻んでいながら、上がり3Fでは一度も11秒台前半を刻まず最後1Fでは12秒台に落ちている。ヒラボクロイヤルが34.4秒の上がりで差し切れたのは前が不甲斐なかっただけではないだろうか。

 スローを後ろから差し切ったことは評価すべきではあるが、あくまでも青葉賞のメンバーで差し切れただけという印象。相手が強くなる本番で青葉賞と同じ脚を使っても足らないだろう。同じ東京2400mという舞台の青葉賞でこの結果だっただけに、本番での上積みもちょっと期待感に欠けるところがある。

 また毎日杯での2着に関しても、勝ったナムラマースより後ろの位置取りから0.1秒劣る上がり3F。そもそもナムラマースが先の皐月賞回顧やフサイチホウオーの項で、力差を見せ付けられた側に入ってしまっている1頭なだけに、単純なものさしでヒラボクロイヤルを比較してもフサイチホウオーから大きく落ちる。

 青葉賞のメンバーで最上位の評価はできてもそれ以上の期待をかけるのは酷。「もしかしたら」「新鮮味」というキーワードにも引っ掛かってこないだけに食指は動かない。それでも展開次第では届かず3着までならない話でもなさそうなので、3連単の3着付けに含める程度ならいいだろうが、人気との折り合いを考えてもちょっと期待値が低すぎる。馬券的には敬遠したい1頭。
第74回東京優駿・皐月賞の復習
第74回東京優駿・フサイチホウオー

 今日中に2頭目に辿り着いた自分を褒めてあげたい。


■アドマイヤオーラ

アドマイヤオーラ
 牡3 鹿毛 2004年2月19日生
 父:アグネスタキオン
 母:ビワハイジ(父:Caerleon)
 戦績:5戦[3-1-0-1]
 1着:弥生賞G2・シンザン記念G3
 2着:中京2歳SOP
 3着:なし



 皐月賞1番人気。最速タイの上がりで追い込むも勝ち負けには加われず4着まで。

 無敗の4戦4勝で引退した父の2年目産駒で、2戦目で強い牝馬に遅れを取るもののその後重賞を連勝、1番人気で迎えた皐月賞で敗戦、そしてダービー。フジキセキファンにはダイタクリーヴァに見えて仕方ないんだが、だからってこの馬が2400mでどんな走りをするかってのとは別問題。

 皐月賞時点では数少ないフサイチホウオーと未対戦の有力馬というのもあって1番人気に支持されたが、フサイチホウオーよりも後ろにつけてフサイチホウオーよりもスムーズに4角を回って、それでいてこちらは勝ち負けに加われず数字の上でも互角までの末脚。さすがにフサイチホウオーより上の評価を下すことはできない。

 また本番直前での乗り替わりというのも決してプラス材料には働かない。新たなパートナーの岩田も過去に乗ったことがあるのは救いだが、日本で一番ダービーを勝っている騎手が降りてしまうのは痛い。ダービーの勝ち方を知っている騎手とダービーの勝ち方を知らない騎手は同様に見ることはできない。最低でもフサイチホウオーより上に来なければダービー馬にはなれないわけで。武ならばアドマイヤベガを再現できていたかもしれないだけにこの乗り替わりは痛い。

 勝つためのシナリオは先にも書いたようにアドマイヤベガと同じシナリオくらいか。フサイチホウオーが自力で勝ちに行った時に動かず、脚をためて一瞬で外から交わせるかどうか。ハーツクライまで走れてもフサイチホウオーキングカメハメハくらい走ってしまうとどうしようもないだろう。

 ヒモ候補としてなら否定する材料はないがそれにしても魅力がちょっと足りない。弥生賞で初めてそこそこのラップを経験したが、そこでの末脚がそれほど余裕があるものには見えなかったというのもある。フサイチホウオーと違って力を出し切れば後続を離してゴールに入るタイプではないかと思っているだけに、あの着差はそのままあの日あの時点での実力だったのではないかな、と。

 人気との折り合いで判断したいところだが、積極的に推せないヒモ候補という位置付けか。
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